ユニバーサル新作を全米公開45日後にPeacockで配信へ
2021年12月21日 07:00

NBCユニバーサルは、同社が2022年に劇場公開する作品の大半を、劇場公開から45日後に同社の動画配信サービス「Peacock」で独占配信すると発表した。
Peacockは、20年4月にアメリカでローンチしたものの、今夏のアクティブユーザーは2000万人と、ライバルスタジオの動画配信サービスであるDisney+やHBO Maxの後塵を拝している。
NBCユニバーサルのジェフ・シェルCEOは、社内の予測は「はるかに上回っている」と強気な発言をしているものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京オリンピックが1年間延期となったことや、オリジナルコンテンツの製作が遅れていることが影響していると言われている。
そしてこのほど、NBCユニバーサルは22年のユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループの作品をPeacockに投入すると宣言。対象作品は、ユニバーサル・ピクチャーズからはジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴ共演のスパイ・スリラー「355」、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ共演の「Ticket To Paradise(原題)」、ブラムハウス製作イーサン・ホーク主演ホラー「The Black Phone(原題)」、ジェニファー・ロペスとオーウェン・ウィルソン共演の「Marry Me(原題)」など。ドリームワークス・アニメーションからは「The Bad Guys(原題)」、フォーカス・フィーチャーズからは「ダウントン・アビー2」とマイケル・ベイ監督のスリラー映画「Ambulance(原題)」などが配信される予定だ。
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