クロエ・グレース・モレッツ、謎の生物と遭遇する爆撃機のパイロットに 「シャドウ・イン・クラウド」22年4月1日公開
2021年12月16日 10:00

クロエ・グレース・モレッツが、爆撃機のパイロットを演じた「Shadow in the Cloud(原題)」が、「シャドウ・イン・クラウド」の邦題で、2022年4月1日に公開されることが決定。第2次世界大戦下、連合国空軍パイロットのモード・ギャレットが、高度2500メートルを飛行するB-17爆撃機内で、ある極秘ミッションに挑む。
本作は、第45回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞したサスペンスアクション。1943年、連合国空軍の大尉モードは、「フールズ・エランド号」と命名されたB-17爆撃機に乗り込んだ。上官からの密命を帯びた彼女の任務は、極秘の最高機密をニュージーランドからサモアへ運ぶこと。傲慢な男性ばかりの乗組員たちに邪魔されながらも、ひたむきにミッションを遂行しようとするが、高度2500メートルの上空で、機の右翼にまとわりつく謎の生物を目撃する。
「キック・アス」シリーズのヒット・ガール役でブレイクし、「サスペリア」「トムとジェリー」など多彩なジャンルの話題作に出演するモレッツ。ユニークな作品選びでも知られる彼女は本作で、爆撃機に乗り込んだモード役を務めた。鋭利な鉤爪を持つ謎の生物との遭遇、突然現れた日本軍の零戦の襲撃など、想像を絶する試練に見舞われるモード。“究極の男社会”ともいうべき爆撃機内で孤立無援にして、身体の自由が制限された銃座に押し込められ八方塞がりの状況のなかで、彼女は大切な荷物を守りながら、捨て身のサバイバルを繰り広げる。
(C)Atarangi Kiriata Limited 2020あわせてお披露目された特報では、牙をむく謎の生物や、爆撃機から振り落とされるモードなど、衝撃的なシーンが連続。ティザービジュアルには、険しい表情のモードと、「頼れるのは、私だけ。」というコピーが切り取られている。
メガホンをとったのは、中国系ニュージーランド人の新鋭ロザンヌ・リャン。ジェームズ・キャメロン監督作「エイリアン2」などからインスピレーションを得たという。飛行する爆撃機の機内、つまり“大空との密室”という独創的なシチュエーションを存分に生かしたサスペンスに加え、ホラー、アクション、ミステリーの要素も盛り込んでいる。また劇中に登場する怪物は、テレビシリーズ「ミステリー・ゾーン」や、その劇場版「トワイライトゾーン 超次元の体験」の「2万フィートの戦慄」でも描かれた怪物を彷ふつとさせる。モレッツのほか、ニック・ロビンソン、ビューラ・コアレ、テイラー・ジョン・スミスらが共演した。
「シャドウ・イン・クラウド」は、22年4月1日に東京・新宿ピカデリーほかで公開。
(C)Atarangi Kiriata Limited 2020
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