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「原爆の父」オッペンハイマー描くノーラン監督新作にラミ・マレック、フローレンス・ピューら

2021年12月14日 11:00

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個性あふれる面々がノーランのもとへ結集
個性あふれる面々がノーランのもとへ結集
Photo by Dia Dipasupil/FilmMagic/Getty Images Photo by Samir Hussein/WireImage/Getty Images

「原爆の父」と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にしたクリストファー・ノーラン監督、脚本の新作「オッペンハイマー(原題)」に、「ボヘミアン・ラプソディ」「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のオスカー俳優ラミ・マレック、「ミッドサマー」「ブラック・ウィドウ」のフローレンス・ピュー、「グッド・タイム」のベニー・サフディが新たに加わった。米ハリウッド・レポーターが報じている。

本作は、2005年のピューリッツァー賞を受賞したカイ・バード&マーティン・J・シャーウィン共著によるノンフィクション本「American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer」を下敷きに、第2次世界大戦中、マンハッタン計画を指揮して世界で初めて原子爆弾の開発に成功したオッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描くもの。

ダークナイト」「インセプション」「ダンケルク」などノーラン監督作の常連俳優として知られるキリアン・マーフィが主人公ロバート・オッペンハイマー役で主演を務めるほか、エミリー・ブラントが彼の妻キティ役、マット・デイモンがマンハッタン計画を指揮した米陸軍中将レズリー・クローブス役、ロバート・ダウニー・Jr.がオッペンハイマーを“国家の敵”として糾弾したアメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストラウス役で出演することが決定している。

今回新たに加わった3人は、ピューがオッペンハイマーの愛人でアメリカ共産党員のジーン・タトロック役、サフディがマンハッタン計画の設立メンバーのひとりで、「水爆の父」と呼ばれたハンガリー人物理学者エドワード・テラー役、マレックが科学者役をそれぞれ演じるとのこと。

「オッペンハイマー(原題)」は、ノーラン監督と妻で創作パートナーでもあるエマ・トーマスチャールズ・ローベン(「ワンダーウーマン」)がプロデュース。米ユニバーサル・ピクチャーズが配給し、2023年7月21日に全米公開が予定されている。

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