伝説のジャズシンガー、ビリー・ホリデイとFBIの対決を描くリー・ダニエルズ監督作 22年2月11日公開&予告完成
2021年12月8日 10:00

伝説のジャズシンガー、ビリー・ホリデイとFBIの対決を描く、リー・ダニエルズ監督作「The United States vs. Billie Holiday(原題)」が、「ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ」の邦題で、2022年2月11日に公開されることが決定。あわせて披露された予告編には、本作のビリー役で、第78回ゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、第93回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたアンドラ・デイの圧巻の歌声がおさめられている。
人種差別撤廃を求める公民権運動の黎明期にあたる1940年代のアメリカで、「地上にひとつしかない」と称えられた歌声で人々を魅了し、没後60年以上経っても、その強烈なカリスマ性が現代のアーティストたちに影響を与え続けているビリー・ホリデイ。彼女は、人種差別を告発し、公民権運動の音楽的出発点だったといわれる大ヒット曲「奇妙な果実」が理由で、長きにわたり、執拗にFBIに追われた。ビリーはその曲を歌唱したら逮捕すると脅されながらも、「この歌だけは捨てない」と、ステージに立ち続けた。
そんな彼女の短くも壮絶な人生を、FBIとの対決に焦点を当てて描くのは、「大統領の執事の涙」「プレシャス」のダニエルズ監督。グラミー賞にノミネートされた歌手のデイが、本作で映画初出演を果たし、ずば抜けた歌唱力でビリーの名曲の数々を歌い上げ、彼女のパワフルかつ美しい生き様を表現した。11月24日(現地時間)に発表された第64回グラミー賞では、「最優秀映像作品コンピレーションサントラ部門」にノミネートされている。
予告編の冒頭では、最高のステージパフォーマンスを披露するビリーを活写。しかし、FBIは、彼女の歌う「奇妙な果実」を、「歌で黒人リンチを告発している」「黒人の反乱を助長する歌だ」と危険視していた。脅しに屈せず、「奇妙な果実」を歌い始めるビリーを、FBIがステージから引きずり下ろす衝撃のシーンも挿入される。その後、FBIはビリー逮捕のため、黒人捜査官ジミー・フレッチャー(トレヴァンテ・ローズ)のおとり捜査を仕込む。しかし、強い信念を貫き、逆境に立てばたつほど輝きを増すビリーに、ジミーも心酔し始める――。ビリーとFBIの対決の行方が気になる仕上がりとなった。
あわせてお披露目されたポスターは、ステージマイクの前で力強い眼差しを投げかける、トレードマークだったくちなしの花を挿したビリーの表情を大胆にとらえたもの。「今、明かされる、音楽史上最も衝撃的な陰謀。」という挑戦的なコピーが添えられている。
「ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ」は、22年2月11日に新宿ピカデリーほか全国で公開。なお12月8日から、ムビチケ前売券(オンライン)が販売されており、詳細は公式サイト(https://gaga.ne.jp/billie/theater/index.php)で確認できる。
(C)2021 BILLIE HOLIDAY FILMS, LLC.
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