「ドクター・ストレンジ」続編、大規模な追加&再撮影 公開再延期の可能性も
2021年11月18日 20:00

ベネディクト・カンバーバッチ主演の大ヒットマーベル映画「ドクター・ストレンジ」の続編「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)」が、大規模な追加撮影および再撮影を行うことが明らかになった。
米ハリウッド・レポーターが関係者から入手した話によれば、米ロサンゼルスで新たにスタートする撮影は「追加撮影と再撮影を兼ねたもの」になるそうで、6週間を要する予定だという。
追加および再撮影が必要になった背景としては、イギリスでの撮影が長引いたことから、俳優陣のスケジュールの都合で撮りこぼしが出てしまったことと、イギリスで新型コロナウイルスの感染が再拡大がしたことで、同国での撮影スケジュールを大幅に調整しなければならなくなったことが挙げられている。
ある関係者が「撮影途中でスケジュールが変わることなど、マーベル映画では当たり前」、別のスタッフが「これよりもっと大規模な再撮影が必要になったこともある」と楽観視する一方で、「6週間もあれば、もう1本映画が撮れるくらいだ」と眉をひそめる関係者もいるとのこと。
同作は、当初は前作に続き、スコット・デリクソンが共同脚本と監督を務める予定だったものの、クリエイティブ面での相違から監督降板を表明。代わってメガホンを託されたトビー・マグワイア主演版「スパイダーマン」3部作のサム・ライミ監督が、脚本家のマイケル・ウォルドロンとともに内容を一新するなど、すでに製作の遅延が生じていた。そこに新型コロナウイルスのパンデミックによる影響が重なり、全米公開も2022年3月25日から同年5月6日に変更されている。
今回の報道を受け、再び公開延期になるのではとファンが心配を募らせるなか、主演のカンバーバッチが米人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に出演。「マーベル映画では、突然のスケジュール変更なんてよくあることさ」と一笑し、「最高にエキサイティングで特別な作品に仕上がるはずだよ」と笑顔で太鼓判を押した。

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