“悪徳後見人”ロザムンド・パイクを追いつめるクセ者たち　「パーフェクト・ケア」ロング予告編＆キャラビジュアル

2021年11月17日 12:00

ロザムンド・パイクが、合法的に高齢者の資産を搾り取る悪徳後見人を演じたクライムサスペンス「パーフェクト・ケア」のロング予告編とキャラクタービジュアルが披露された。

法定後見人のマーラの仕事は、判断力の衰えた高齢者を守り、ケアすること。常にたくさんの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚いマーラだが、実はパートナーのフランとともに、裏で医師や介護施設と結託し、高齢者たちから資産を搾り取っていた。しかし、新たに獲物として狙いを定めた資産家の老女ジェニファーをめぐり、次々と不穏な出来事が発生。身寄りのないはずのジェニファーの背後に、なぜかロシアンマフィアのローマン・ルニョフの影が見え始める。

パイクがマーラを演じ、第78回ゴールデングローブ賞の主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）を受賞。ピーター・ディンクレイジ（ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」）がローマン、エイザ・ゴンザレス（「ベイビー・ドライバー」）がフラン、ダイアン・ウィースト（「運び屋」）がジェニファー、クリス・メッシーナ（「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」）がジェニファーの弁護士ディーンに扮する。「フィフス・ウェイブ」（2016）のJ・ブレイクソン監督がメガホンをとった。

予告編は、マーラが“完璧なケア”を施す次の獲物として、ジェニファーを施設に強制連行するシーンを映す。そんな彼女の前に、脅しをかけてくる胡散臭い弁護士ディーン、ロシアンマフィアのボス・ローマンら、クセの強い面々が登場。これまで老人を食い物にしてきたマーラは一転、追われる立場となり、絶体絶命のピンチに見舞われる。ホームで過ごしていたジェニファーは、か弱い老婦人の顔から一転、ただならぬ雰囲気を醸し出し、「マズイことになりそうね」と不敵な笑みでマーラを挑発。一方のマーラも、「私に“負け”はない。あなたを絶対に手放さない」「私が最強の絶対王者」と啖呵を切り、彼女のたどる運命が気になる映像に仕上がった。

あわせて、キャラクタービジュアルもお披露目。一癖も二癖もある5人のキャラクターが、それぞれのイメージに合わせ、カラフルに彩られている。

「パーフェクト・ケア」は、12月3日から全国で3週間限定上映され、同日から1月6日まで、一律1900円でデジタル配信される。動画配信サービスは、U-NEXT、Amazon Prime Video、DMM動画、GYAO!ストア、ひかりTV、J:COMオンデマンド、milplus、music.jp、Rakuten TV、TELASA、TSUTAYA TV、ビデオマーケットに決定。またオンラインシアター by ビデオマーケット＆ムービーウォーカーでは、ムビチケ前売券（オンライン）を使用して視聴することも可能だ。