天海祐希「老後の資金がありません!」満席初日に感激「心待ちにしていた」
2021年10月30日 16:45
女優の天海祐希が主演の映画「老後の資金がありません!」が10月30日、全国337館で封切られた。新型コロナウイルスの影響により、約1年の延期を経ての公開。天海は東京・丸の内TOEI1での初日舞台挨拶で、「皆さんの忍耐と我慢のおかげで、100%のお客さん。こんなにハッピーなことがございますでしょうか。ありがたい」と声を弾ませた。
共演の松重豊、新川優愛、草笛光子、前田哲監督とともに登壇。夫の失業や姑(しゅうとめ)の浪費癖などに悩まされながらも、家庭を守ろうと奮闘する主婦・篤子を演じ「きっと私には無理。篤子さんには絶対に幸せになってもらいたいと思いながら演じていた」と振り返った。
夫役の松重は、「篤子さんがしっかりしているから、旦那はあの程度でもなんとかなる。私はのほほんとしていれば良かった。撮影は2年前だけれど、夢のような幸せな記憶だけが残っている」と天海に全幅の信頼を寄せた。両親に結婚式の費用をせびる娘役の新川は、撮影直前に自身の結婚を発表したばかりで「自由な役の中でもお父さんとお母さんは味方でいてくれるという思いを正当化して飛び込んでいきました」と振り返った。
姑役の草笛は、毒蝮三太夫になり切る男装のシーンがあり「私のひどい顔を見られちゃったんですよね。これでお嫁にいけないわ」と不満げ。さらに、撮影時に差し歯が取れてしまったシーンもそのまま使われ「私はかき回し役だから、思い切り羽根をのばしてやったわ」と前田監督に厳しい視線を向けた。
前田監督は、「ハプニングを待っているところもあるんです。歯が取れた瞬間、さらに面白くなると思った」と釈明。天海も、「草笛さんは何をされても品があるんですよ。格好いいですよね」と観客に同意を求めながらフォローした。
そして、「延期は製作サイドも苦渋の決断だった思うが、皆さんにこの映画を知っていただくための時間だからいいじゃんと前向きにとらえていました。今日この日を心待ちにしていて、大きなスクリーンで見ていただけるようになりました」と改めて感謝。さらに、「大変なことは日々あります。まだまだご苦労が多い方もいらっしゃいます。この映画で一時でもハッピーな気持ちになっていただければと思います」と笑顔でアピールした。
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