ラブ・ディアスが絶賛した「春原さんのうた」予告完成! 杉田協士監督の映画は「本当にアメイジング」
2021年10月28日 09:30

「ひとつの歌」「ひかりの歌」を手掛けた杉田協士監督の長編第3作「春原さんのうた」の公開日が、2022年1月8日に決定。あわせて、予告編(https://youtu.be/EJdOArEQKTY)もお披露目された。
本作は、作家・歌人の東直子氏による第一歌集「春原さんのリコーダー」(ちくま文庫刊)の表題歌「転居先不明の判を見つめつつ春原さんの吹くリコーダー」を映画化したもの。ある喪失感を抱えた女性が、日々のささやかな暮らしを続ける姿をただ見つめていく。撮影を飯岡幸子(「ひかりの歌」「偶然と想像」)、照明を秋山恵二郎(「花束みたいな恋をした」「きみの鳥はうたえる」)、音響を黄永昌(「不気味なものの肌に触れる」「VIDEOPHOBIA」)が務めている。

美術館での仕事を辞めてカフェでのアルバイトを始めた沙知(荒木知佳)。常連客から勧められたアパートの部屋に引越し、そこでの新しい生活をスタートさせた。しかし、彼女の心にはもう会うことの叶わないパートナーの姿が残っていた。

第32回マルセイユ国際映画祭(フランス)では、日本映画初となるグランプリとともに観客賞、俳優賞の3冠という快挙を成し遂げた「春原さんのうた」。マルセイユ以降も、サン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)、ニューヨーク映画祭(アメリカ)、釜山国際映画祭(韓国)、サンパウロ国際映画祭(ブラジル)、ウィーン国際映画祭(オーストリア)、 マンハイム=ハイデルベルク国際映画祭(ドイツ)、ベルフォール国際映画祭(フランス)など世界各国での旅を続け、第22回東京フィルメックス(10月30日~11月7日)でのジャパンプレミアを控えている。


予告編は、主人公・沙知のささやかな暮らしが切りとっている。また、マルセイユ国際映画祭の審査委員長を務めたラブ・ディアス監督が、閉会後、杉田監督に告げた「あなたの映画は本当にアメイジングです。これからも映画を作って、作って、作りつづけてください」という言葉も使用されている。
「春原さんのうた」は、22年1月8日からポレポレ東中野で公開。なお、10月29日から全国特別共通鑑賞券が発売。先着特典は、イラストレーターで漫画家のカシワイ氏による描き下ろしイラストをプリントした「ポストカード3種セット」となっている。
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