中島健人×松本穂香「桜のような僕の恋人」映像初公開 人の何十倍も早く老いていく恋人とのかけがえのない時間
2021年10月25日 06:00
「Sexy Zone」の中島健人と松本穂香が共演し、累計発行部数60万部を突破した宇山佳佑氏のベストセラー小説を実写化するNetflix映画「桜のような僕の恋人」のティザー予告(https://www.youtube.com/watch?v=P7-82-Jx5HU)とティザーアートが披露された。映像では、カメラマンを目指す主人公・朝倉晴人(中島)と、「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症した有明美咲(松本)のはかなくも美しい恋が切り取られている。
かねて原作ファンだったという主演の中島は、製作発表時に「震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました。僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」と、強い決意をのぞかせていた。「神様のカルテ」の深川栄洋監督がメガホンをとる。
美容師の美咲に恋をした晴人は、勇気を出して彼女をデートに誘う。目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンの夢を叶えるため、再びカメラと向き合うことを決意する。しかし、美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない現実を前に、晴人と美咲が考えた“ふたりの歩み方”とは……。
ティザー予告は、「始まりは、君が切った耳たぶだった」という印象的なセリフで始まる。髪を切っている途中で、晴人の耳たぶを切ってしまい、泣いて謝る美咲に、晴人は「じゃあ、僕とデートしてください」と告げる。満開の桜の下ではじまったふたりの恋。「ねぇ美咲さん、僕らは出会ってほんの少しだけど、過ごした時間は全部幸せな時間でしたね」という晴人の言葉にのせ、誰もいない夜明けの渋谷を走り回ったり、デートで写真を撮ったり、バスで手をつないで眠ったり、お祭りでキスをしたりと、かけがえのない時間が切り取られていく。
映像の終盤では、「ねぇ、晴人くん。ずっと一緒に歳をとって行けたらよかったね」「僕は春が来ると、君のことを思い出すんだ。桜のような僕の恋人を」という別れを予感させるやりとりとともに、号泣する晴人が映し出されている。
ティザーアートでは、鮮やかな桜を背景に、写真のなかの晴人と美咲が幸せそうな表情を見せている。一方で、美咲の姿が消え、花びらのように散っているさまも確認でき、美しさとはかなさを感じさせるビジュアルに仕上がった。
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