メル・ギブソン、新作スリラー「Hot Seat」で再び正統派アクションヒーローに
2021年10月20日 19:00
メル・ギブソンが米ライオンズゲートの新作映画「Hot Seat(原題)」に主演することがわかった。米Deadlineが独占で報じている。
「Hot Seat(原題)」は、多数の短編映画をともに手がけてきたクリエイターコンビ、レオン・ラングフォード&コリン・ワッツによるオリジナル脚本をベースにした物語。大手銀行に務める青年が、「命令に従わなければ椅子の下に仕掛けた爆弾を爆破する」という匿名の脅迫を受け、元ハッカーの腕を駆使してデータベースに侵入し、謎の犯人が求める機密情報を入手しようと奮闘するさまを描くアクションスリラーだ。ギブソンは爆弾が起爆される前に青年を助け出すべく、建物中に張り巡らされた無数の罠をかいくぐって命がけの救出劇を繰り広げるヒーローを演じる。
「アイリッシュマン」「沈黙 サイレンス」「エクストラクション」など、数多くのヒットアクション映画で知られるベテランプロデューサー、ランドール・エメットとジョージ・ファーラが共同で製作にあたり、ブルース・ウィリス主演最新作「The Fortress(原題)」を撮り終えたばかりのジェームズ・カレン・ブレザック監督(「沈黙の鉄槌」)が監督を務める。
「リーサル・ストーム」「コンティニュー」に続きギブソンとタッグを組むエメットとファーラは、共同声明で「メルと組むのはこれで3作目になりますが、ハリウッドを代表するアイコンであり、並外れた才能を持つアーティストでもある彼と再び仕事をする機会に恵まれ、最高に興奮しています」と語っている。
「Hot Seat(原題)」は、11月1日に米ニューメキシコでクランクインする。