奥田裕介監督「誰かの花」予告編完成 カトウシンスケらのコメント到着
2021年10月14日 13:00
奥田監督は、劇場デビュー作「世界を変えなかった不確かな罪」(2017)がコアな映画ファンを中心に高い評価を受けた注目の新しい才能で、長編2作目となる。本作は、横浜のミニシアター、シネマ・ジャック&ベティ30周年に向けて企画・製作された。
(C)J&B30製作委員会出演は、「ケンとカズ」のカトウシンスケ、「東京家族」の吉行和子、「それでもボクはやってない」の高橋長英に加え、和田光沙、テイ龍進、篠原篤、村上穂乃佳ら実力派・演技派俳優、さらに横浜に縁の深い大石吾朗、渡辺梓、寉岡萌希、堀春菜、笠松七海などがジャック&ベティ30周年映画に集結。子役の太田琉星は、本格的な映画出演が初めてとは思えない演技をみせる。
今回の予告編では、団地のベランダから落ちた植木鉢と悲痛な事故を巡る登場人物たちの葛藤が色濃く描かれている。カトウは「奥田監督の強い想いと、冷静なシンとした意志が渦巻いた、静かな暴風雨の様な映画でした。断固たる決意で臨むとても辛く楽しい撮影でした。それはこれからも、これまでを背負って生きるぞという僕達の宣言でした」などと作品への思いを述べる。
(C)J&B30製作委員会
(C)J&B30製作委員会吉行と高橋は「厳しさと、優しさが満ちていました。奥田監督の、想いが画面いっぱいに映し出されていました。素敵な作品に参加させて頂き、嬉しかったです」(吉行)、「奥田監督の経験を元にした脚本は、辛さとそれを乗り越えた強く優しい想いが感じられました。年齢や立場により違った見方の出来る作品だと思います」(高橋)とそれぞれコメントを寄せた。
そして、横浜シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人は「最高に良い意味で、30周年という浮かれ気分を吹き飛ばしてくれる、人に真摯に向き合った作品でした。世の中がより、柔軟さや想像力、あいまいなことへの許容力が欠けてきていることに気づかせてくれる作品です。必ず誰しもに濃厚な余韻を与えるはずです。30周年の節目に、我々は、今後もこういう作品を上映していくべきなんだと、気持ちを新たにしました」と述べている。
「誰かの花」は、12月18日から24日まで同館で先行上映。2022年1月29日より同館及び渋谷のユーロスペースほかで全国順次公開される。
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