ジュノー・テンプル、ダグ・リーマン監督のエベレスト映画に出演
2021年9月24日 22:00

Photo by Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic/Getty Images
アップルの人気ドラマ「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」に出演中の英女優ジュノー・テンプルが、「Mr.&Mrs.スミス」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のダグ・リーマン監督による新作「Everest(原題)」に出演することがわかった。
ユアン・マクレガーが主演する本作は、ジェフリー・アーチャーの小説「遥かなる未踏峰(Paths of Glory)」をもとに、「マイレージ、マイライフ」のシェルダン・ターナーが脚本を執筆。マクレガーが英登山家ジョージ・マロリーを演じる。英王立地理学会の学者アーサー・ヒンクス(マーク・ストロング)に命じられたマロリーが1921年、豪登山家ジョージ・フィンチ(サム・ヒューアン)と競い合いながら、国の威信を賭けて人類初のエベレスト登頂を目指す姿を描く。米ハリウッド・レポーターによれば、テンプルはマロリー不在の家庭を守る妻ルース役を演じる。
マロリーは、1920年代にエベレスト探検隊に3度参加したが、24年に3度目の遠征の際に頂上付近で行方不明になり、75年後の1999年に遺体が発見された。マロリーがエベレストの登頂に成功したかどうかはいまだ謎のままだ(エベレスト初登頂者として記録に残るのは、53年に制覇したニュージーランド人のエドモンド・ヒラリーとネパール人シェルパのテンジン・ノルゲイ)。マロリーは名言「そこに山があるから」の主としても知られるが、本当にマロリーの発言であったのかどうか、疑問視する声も多い。リーマン監督「Everest(原題)」は、2022年1月からイギリス、イタリアで撮影が行われる。
「テッド・ラッソ」のほか、「マレフィセント」「午後3時の女たち」「ミスター・ノーバディ」などで知られるテンプルは現在、「ゴッドファーザー」の製作背景を描く新ドラマ「The Offer(原題)」(マイルズ・テラー主演)の撮影に入っている。
(映画.com速報)