山田孝之プロデュース「MIRRORLIAR FILMS」スタート、「気になる監督、俳優見つけて」
2021年9月18日 11:00

俳優の山田孝之らがプロデュースした短編オムニバス映画「MIRRORLIAR FILMS Season1」の初日舞台挨拶が9月17日、東京・新宿バルト9で行われた。
クリエイターの発掘・育成を目的に年齢や性別、職業やジャンルにとらわれない映画を製作するプロジェクト。第1弾は「変化」をテーマに武正晴、山下敦弘のベテランから俳優の安藤政信、女優の三吉彩花のほか枝優花、西遼太郎、花田陵、針生悠伺、藤原知之の出自の異なる9人が顔をそろえた。
山田も出演した「さくら、」で初監督に挑んだ安藤は、「うれしいだけです。素晴らしい芝居をしてくれた孝之、(森川)葵とクルーに感謝します」と感無量の面持ち。作品に桜が登場しないことを指摘されると、「金沢の桜並木にロケハンに行った時、まだ咲いていないと思ったら散った後だった。ぶっちゃけ、全然関係ないです」と苦笑交じりに告白した。

山田は撮影を振り返り、「もう、大変だった」と憎まれ口!? それでも、「重い題材で気持ちもつくって、2、3日の撮影を常にマックスでぶつかり、安藤さんがすべて受け止めてくれた」とフォローした。
こちらも初監督作「Inside you」を手掛けた三吉は、「自分にとっては大きな変化でも、ほかの人には小さいこともある。そんな感情の揺れ動きを表現したかった」と説明。「迷いながらでしたけれど、今伝えたい気持ちの作品は作れた。また頑張ってまた違う作品、長編にも挑戦していきたい」とさらなる意欲を見せた。
武監督が発表した「暴れる、女」は、もともと脚本の足立紳氏と10年以上前に長編として企画していた作品がベース。「営業したが誰も見向きもしてくれなかった。もう少しお金がかからないものと言われ、それが『百円の恋』になった」という。
今回は「タイトルが出るまでが15分くらい」ということで参加。ラストは短編らしからぬ「to be continued」で締められているが、「終わらせてなるものかと、音も映像もそこに一番凝った。これは宣伝です。続きが見たい方はぜひご連絡を」とプレゼンに終始した。
多彩な顔触れをまとめた山田は、「面白い取り組みで、多くの人に支えられてやっとスタートが切れた」と安どの表情。プロジェクトは全36作品あり、Season4まで順次公開される予定で、「気になる監督や俳優を見つけてもらい、応援してあげてください」と呼び掛けた。
(C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
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