太極拳の世界女王が指導　「シャン・チー」アクションシーンのメイキング映像公開

本作は、最強の力を持ちながらもそれを封印してきた心優しきヒーロー、シャン・チー（シム・リウ）を主人公に描くアクション大作。自らの運命から逃れるため渡ったサンフランシスコで、“ショーン”と名乗り平凡なホテルマンとして暮らしていた暮らしていたシャン・チーだったが、伝説の腕輪を操って世界を脅かそうとする父の陰謀に巻き込まれたことから、封印していた力を解き放ち、戦いに身を投じる。

(C)Marvel Studios 2021

9月3日から公開され、土日2日間で観客動員14万人、興行収入2億1700万円をあげ初登場1位を獲得。初日から3日間の累計では動員19万6000人、興収3億100万円となる好スタートを切った。

メイキング映像には、シャン・チーが父シュー・ウェンウー（トニー・レオン）の送り込んだ刺客から襲撃を受けるアクションシーンの裏側などが収められている。狭いバスの中でアクションが展開し、実際にサンフランシスコの坂道で本物の車をぶつけながら撮影された。

(C)Marvel Studios 2021

そのほかにもシャン・チーと刺客デス・ディーラーがビルの中でバトルを繰り広げるシーンや、離れ離れになっていた妹シャーリンと熱狂する格闘場で拳を交えるシーンも。レオンらが太極拳を活用した優雅で神秘的ながら圧巻のアクションを繰り広げる場面も映し出される。

本作のアクションはあらゆる武術を結集して作られており、世界中からトップクラスのスタッフが集められた。なかには、ジャッキー・チェンのスタントチームメンバーとして長年活躍したアンディ・チェンやブラッド・アランも含まれており、さらにシャン・チーの母親を演じたファラ・チャンは太極拳の世界女王から直接指導を受けたほか、数々のアクション映画に出演してきたレオンもリハーサルだけで2週間を費やしたことを語っている。