ダニエル・クレイグ主演「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」、公開再延期か
2021年8月26日 14:00

新型コロナウイルスのワクチン未接種者を中心にデルタ株の感染が世界的に拡大しているなか、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」(キャリー・ジョージ・フクナガ監督)の公開再延期の可能性が取り沙汰されている。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド引退作としても注目を集めるシリーズ第25弾「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、当初2020年4月に世界公開の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、20年11月、21年4月と数度にわたって延期されている。現時点では10月8日(現地時間)に全米公開を予定しているものの、デルタ株の蔓延で劇場動員が激減しており、再度公開が延期されるのではとの憶測が広まっている。同作は、製作費2億5000万ドルを投じた超大作のため、製作、配給としては最高の状況でリリースしたいはずだからだ。
しかし、米IndieWireは、再延期はないと断言している。その理由として、9月28日に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのワールドプレミアと記者会見が予定されており、現時点で変更するのは難しいことをあげている。
これに加え、9月3日全米公開の「シャン・チー テン・リングスの伝説」(ダスティン・ダニエル・クレットン監督)と、11月5日全米公開の「エターナルズ」(クロエ・ジャオ監督)や11月11日全米公開の「ゴーストバスターズ アフターライフ」(ジェイソン・ライトマン監督)とのあいだで世界公開されるため、公開週にライバルが存在せず、好成績が期待できる。また、これまでに設定されてきた公開予定日とは異なり、現時点ではワクチン接種者が増えたため、リスクは軽減されている。
また、前作「007 スペクター」(サム・メンデス監督)の公開からすでに6年が経過しているため、これ以上延期すると、忘れ去られてしまうリスクがあるという。
製作のイーオン・プロダクションズとMGM、配給のユニバーサルがどのような決断を下すのか注目だ。「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の日本公開日は10月1日。
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