サラ・コナー、ジョン・マクレーン、そして…盲目の最強老人 映画で印象的なタンクトップの強者たち
2021年8月12日 12:00
盲目の老人に追いつめられる若者の恐怖を描き、スマッシュヒットを記録したホラー映画の続編「ドント・ブリーズ2」が、8月13日から公開される。ホラー映画史上“最強の老人”との呼び声高い彼といえば、タンクトップ姿がトレードマーク。これまでも映画の中にはタンクトップ姿の最強キャラクターが誕生しており、本作の公開を記念して、“タンクトップの強者”が登場する映画を紹介する。
前作から想像を絶する8年後を描く本作。盲目の老人は、惨劇の起こった屋敷でひとりの少女を大切に育てていた。少女と2人だけの生活を誰にも邪魔されないよう、静かに暮らしている老人だったが、少女に向ける表情には言いようのない不気味さが漂っていた。あるとき、謎の武装集団が少女を狙って屋敷に踏み入ってきたことから、老人の狂気が再び目を覚ます。
老人の身体は鍛え上げられ、敵の気配を察知する感覚はさらに研ぎ澄まされている。場面写真では、タンクトップ姿で銃やハンマーを手にした姿が切り取られ、前作以上に過激な戦いを予想させる。
前作から10年後の1994年。未来に起こる機械と人類の戦いを知ったサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は精神病院に収容され、後に人類のリーダーとなる息子ジョンは里親のもとで不良少年へと成長していた。ある日、未来から2体のターミネーターがやって来る。1体は人工知能スカイネットがジョンを抹殺するために送り込んだ最新モデルT-1000型、そしてもう1体は10年前にサラの命を狙ったターミネーターと同じT-800型で、ジョンを守るため未来の彼自身が送り込んだものだった。
人類の未来をかけた壮絶な戦いが繰り広げる中、息子を守るためにタンクトップ姿でショットガンをぶっ放す姿は凛々しく、戦うヒロイン像を確立させた。
刑事ジョン・マクレーンの奮闘を描き、ブルース・ウィリスを一躍スターの座に押し上げた大ヒットアクション。タイトルを聞けば、タンクトップ姿のマクレーン刑事がすぐに思い浮かぶほどの“最強タンクトップ”映画。数々の事件に巻き込まれながらも、ピンチを切り抜け平和を守ってきた男のタンクトップ姿には全幅の信頼がおける。
巨大複合企業アンブレラ社が開発した生物兵器T-ウィルスの影響で、アンデッドが蔓延した世界が舞台。人類滅亡の危機を救うため、戦いを決意したアリス(ミラ・ジョボビッチ)は、さまざまなクリーチャー、敵と死闘を繰り広げていく。
荒廃した世界でタンクトップと武器を身にまとい、アンデッドに襲われる恐怖を物ともせずに、超人的な能力でなぎ倒していくアリス。軽やかな身のこなしのその戦闘スタイルは、タンクトップ映画でも特に際立っている。
人気シリーズの中心人物ドミニク・トレット(ビン・ディーゼル)。ロサンゼルスのストリートレースで荒稼ぎをしていたが、シリーズを通して様々な事件に巻き込まれながらも、天才的なドライビングテクニックで難局を乗り越えてきた。
「ワイルド・スピード ジェットブレイク」(公開中)では彼の過去が明らかに。タンクトップ姿ですさまじいカーアクションをこなす強者ドライバーとしての顔だけでなく、「ファミリー」たちを何よりも大事にしている熱さも持ち合わせている。