原作者の思い出の場所でも撮影 「イン・ザ・ハイツ」インタビュー&メイキング映像
2021年8月6日 14:00

トニー賞、グラミー賞で受賞を重ねた傑作ミュージカルを映画化した「イン・ザ・ハイツ」(公開中)の特別映像が披露された。主演のアンソニー・ラモス、原作者であるリン=マニュエル・ミランダ、ジョン・M・チュウ監督らのインタビューやメイキング映像などが収録されており、本作の舞台となる実在の街ワシントン・ハイツに焦点を当てている。
米ニューヨークの片隅にある、祖国を遠く離れた住民たちで賑わう街ワシントン・ハイツを舞台に、若者たちの夢、逆境に立ち向かう人々の絆を描き出す。日本では7月30日から公開を迎え、SNSでは「歌と踊りでノリノリになりながら、同時に号泣した体験って初めてだったな」などの感想が寄せられているほか、本作のイベントに登壇した俳優の城田優も「最高の一言に尽きます。ここ最近見た映画の中ではスバ抜けてダントツに好きでした」と絶賛している。
特別映像では、ワシントン・ハイツで育ったミランダが、劇中のシーンを身近な場所で撮影したことを明かしていく。楽曲「When You're Home」がかかるシーンの公園は「妻の祖母が育った所の目の前」だと明かし、観光スポットでもあるジョージ・ワシントン橋は妻と初デートした場所だと告白。
製作陣が地元の憩いの場で撮影することが重要と考えたことから、徐々に地元の人々とエキストラの境がなくなっていったそうで、チュウ監督とミランダは「みんな地元の人に見えてきた。どちらだか分からなかった」と振り返る。メイキングでは、息の合った路上での群舞や、劇中で印象的なロマンティックシーンの裏側も収めている。
(C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ