ペドロ・アルモドバル監督×ペネロペ・クルス新作、ベネチア映画祭開幕作に
2021年7月24日 12:00

ペドロ・アルモドバル監督、ペネロペ・クルス主演の新作「Madres Paralelas(英題:Parallel Mothers)」が、第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門のオープニングを飾ることが決定した。映画祭の公式サイトで発表された。
アルモドバル監督は「私の映画監督としての人生は、1983年にベネチア映画祭のメッツォジョルノ・メッツァノッテ部門で始まりました」とコメントを寄せ、「それから38年を経てオープニング作品として招待されました。自己満足に陥らずして、この喜びと名誉、そして私にとってどれだけの意味を持つのかを語ることはできません」と嬉しさをにじませた。
同作は、独身で期せずして妊娠したふたりの女性の物語。妊娠を喜ぶ中年女性のジャニスと、妊娠におびえ心に傷を負った思春期のアナが病院で出会い、数時間の交流で芽生えた密接なつながりが複雑に絡み合い、ふたりの人生を決定的に変えていくことになる。クルスのほか、ミレナ・スミット、イスラエル・エレハルデ、アイタナ・サンチェス=ギヨン、フリエタ・セラーノ、ロッシ・デ・パルマらが出演する。
アルモドバル監督は、国際的な飛躍を遂げるきっかけとなった「神経衰弱ぎりぎりの女たち」で同映画祭の金のオゼッラ賞(最優秀脚本賞)を受賞、2019年には金獅子賞生涯功労賞を受賞した。
第78回ベネチア国際映画祭は9月1日~11日に開催され、「Madres Paralelas(英題:Parallel Mothers)」は初日にパラッツォ・デル・シネマで上映される。ポン・ジュノ監督(「パラサイト 半地下の家族」)が審査委員長を務める。
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