ポン・ジュノ監督がベネチア国際映画祭審査委員長に就任
2021年1月19日 11:00

第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門の審査委員長に、「パラサイト 半地下の家族」(2019)のポン・ジュノ監督が就任した。
ポン監督は、「パラサイト 半地下の家族」で、韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いたほか、第92回アカデミー賞で外国語映画として史上初となる作品賞を受賞するなど、さまざまな快挙を成し遂げた。今回の就任によって、世界3大映画祭(カンヌ、ベルリン、ベネチア)の審査委員長を務める初の韓国人監督という新たな“史上初”を、キャリアの1ページに書き加えることとなった。
今回の発表に際し、ポン監督は「長い歴史をもつベネチア国際映画祭が育んできた美しい伝統の一部となることが出来て、大変光栄です。審査委員長として、また永遠の映画ファンとして、映画祭が選出した素晴らしい作品の数々を享受し、賛辞を贈る準備を整えつつ、期待と興奮に胸を膨らませています」と声明で述べた。一方、同映画祭のディレクターを務めるアルベルト・バルベラ氏は、ポン監督を「今日の映画界においてもっとも独創性に富んだ真の映像作家」と称えた。
第78回ベネチア国際映画祭はイタリア・ベネチアにて、現地時間の9月1~11日に開催される。
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