坂ノ上茜の主演映画「ぬけろ、メビウス!!」製作決定! クラウドファンディングも始動
2021年7月13日 12:00
坂ノ上茜が主演を務める映画「ぬけろ、メビウス!!」の製作が決定した。細田善彦、田中偉登、松原菜野花が共演し、2022年公開に向けて、今秋より撮影がスタート。本日からMotiongallery(https://motion-gallery.net/projects/nukero_mebius)にて、クラウドファンディングも開始している。
2020年夏に企画がスタートした本作は「敷かれたレールを歩いている途中で、そこから降りることの難しさ」をテーマとする長編映画。契約社員として働き、結婚相手になりそうな相手もいる24歳の主人公が、衝動的に大学に行きたいと思い立ち、周囲の反対をよそに、受験に向けて突っ走り始める。
監督は、SKIP国際Dシネマ映画祭で観客投票第1位を獲得した高杉真宙の主演映画「想影」の加藤慶吾。脚本は、ENBUゼミナールのシネマプロジェクト「あいが、そいで、こい」の村上かのんが担当し、2016年・カンヌライオンズヤングfilm部門のBRONZE受賞を果たした真鍋光輔がクリエイティブディレクターとして参加している。
坂ノ上は、LINEドラマ「昔、好きだった人からLINEが届いた。」、月9ドラマ「監察医 朝顔」に出演し、2月には自身初の写真集「あかねいろ」も刊行。3月まで、TBS「王様のブランチ」レポーターを担当しており、現在はBS-TBS「町中華で飲ろうぜ」にレギュラー出演をしている。本作の出演については「脚本を読ませていただいた時に『この役やりたいな。』と素直に思いました。その想いが叶って嬉しい気持ちでいっぱいです」と語っている。
坂ノ上、細田、田中、松原、加藤監督のコメントは、以下の通り。
脚本を読ませていただいた時に「この役やりたいな。」と素直に思いました。その想いが叶って嬉しい気持ちでいっぱいです。
主人公に対して共感する部分があったり、昔友人から相談を受けた時のことを思い出したりするほど身近な存在に感じられ、その等身大の姿と向き合って一生懸命演じられたらと思います。
今は撮影に向けて準備している最中ですが、この作品とともに私自身もひとつ殻を破る気持ちで臨んでいきます。
加藤監督をはじめ、素敵な共演者の方々とご一緒できるのが楽しみで仕方がありません。
監督を務める加藤さん、脚本を務める村上さんとは「いつか長編映画を!」と話していた仲間で、その時が遂に来たことをとても嬉しく思っています。
物語の中で新しいことを始めようとしてる主人公に同僚が「ワクワクしてるってことは、もう新しい世界に行っちゃってるよ、半分!」と言うセリフがあります。
監督達と語っていた時がまさにこの瞬間だったのかなと、ふと思い出しながら、観てくださった方も思わず何かを始めたくなる、そんな背中をそっと押すようなワクワクする映画になればと思っています。是非、応援よろしくお願い致します!
青山瑛斗役を演じさせて頂きます田中偉登です。
脚本を読み終えた時、自分に素直に、今、自分のそばに居てくれる人にもう一度向き合い、大切にしようという気持ちになりました。
自分を偽る中途半端な気持ちは巡り巡って人を孤独にさせる、そんな事を教えてもらえた気がします。
そして、今回演じる瑛斗は今まで自分が演じることがなかったジャンルの役柄なので、また新たな挑戦で楽しみです。
自分と似た部分が沢山あるこの役を、既に愛おしく、そして運命を感じています。
監督をはじめスタッフ、キャストの皆様と、不器用ながらも愛情深く、愛らしい女の子を作り上げていきたいと思っています。悩みだったり、どうしようもない不安だったり、同年代だからこそ刺さる言葉も多く、皆様にとってもなにか踏み出すきっかけになるような作品にしたいと思います。
このような状況下ですが、必ず皆様の元に届けます。楽しみにしていてください!
2020年夏に、チームメンバーとオンライン上で会話を重ねながら、今作の骨組みを作り上げました。ここ数年、自分たちが次に作りたい作品のテーマとはなんだろうかということを常に考え続けていたのですが、ある時スッと、今回の主人公像が頭の中に浮かんでからは、物語の流れも、テーマも、今までずっと悩んでいたのはなんだったのだろうと思うくらいに、あれよあれよと言う間に出来上がっていきました。
そうして出来上がった作品の設計図を、脚本家である村上かのんさんにお渡しし、いま、目の前に、自分たちの想像を遥かに超えた、撮ることがとても楽しみな脚本が存在しています。
この秋から、撮影を開始いたします。まずは無事に撮影を終えられることを願って、動き出したいと思います。続報を楽しみにしていてください。
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