阪元裕吾監督のスラッシャーホラー「黄龍の村」の予測不能な予告編公開
2021年7月9日 13:00
日本バイオレンス映画の新星として注目される阪元監督は、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」「プチョン国際ファンタスティック映画祭」ほか内外の数々の国際ファンタスティック映画祭でグランプリを受賞している25歳の若手監督。今年は「ある用務員」が1月に公開され、続く「ベイビーわるきゅーれ」が7月30日に公開を控えている。
最新作となる「黄龍の村」はある村を舞台に、狂気の集団と若者たちの想像を絶する惨劇を描くもの。若者たちが次々と生贄となり、前代未聞の驚愕の体験が待ち受けるという予測不能のノンストップなホラーとして完成した。
キャストには、「魔進戦隊キラメイジャー」キラメイブルー役で注目の水石亜飛夢に加え、松本卓也、鈴木麻由、秋乃ゆになど、これからの活躍が期待される若手俳優が集結。また、「黄金を抱いて翔べ」で51歳で俳優デビューした海道力也、「クローズZERO II」や「新解釈・三國志」にも出演している一ノ瀬ワタルらが脇を固めている。脚本・編集も阪元監督で、音楽は遠藤浩二が手掛けた。主題歌は、日本のオルタナティブ・ロック界で注目のHelsinki Lambda Club(ヘルシンキ・ラムダクラブ)。
予告編は、鈴の音が響く山奥の奇妙な村にやってきた若者たちが、突然の惨劇に巻き込まれていく様が不穏な音楽と効果音とともにたたみかける編集で映し出され、「これ、村の決まりやから」というセリフが印象的な、見るものの不安をあおる仕上がりとなっている。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭プログラマーで映画評論家の塩田時敏氏は「阪元裕吾よ、既成の映画のやや死角をねらい、エグいこむようにして、撮るべし! 撮るべし! 撮るべし!」とコメントを寄せている。
なお本作は、東映ビデオと丸壱動画が強力タッグを組んだ作品で、ホラー映画専門の動画配信サービス「OSOREZONE (オソレゾーン)」の第一回出資作品でもある。9月24日より池袋シネマ・ロサほかにて公開される。