ある用務員

劇場公開日:

解説

暗殺者という裏の顔を持つ高校用務員の戦いを描いたクライムアクション。元暴力団員だった父を持つ深見は、父の兄弟分の娘・真島唯の見張りをするため、唯が通う高校で用務員として働いている。ある日、暴力団の抗争によって真島が殺害され、唯も命を狙われてしまう。戦場と化した学校から唯を救出するべく、深見は命がけの戦いに身を投じていく。「のだめカンタービレ」「僕だけがいない街」などさまざまな映画、ドラマ、舞台で活躍する福士誠治が映画初主演を務め、「ソワレ」の芋生悠がヒロインを演じる。監督は「ファミリー☆ウォーズ」の阪元裕吾。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。

2020年製作/86分/PG12/日本
配給:キグー
劇場公開日:2021年1月29日

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(C)2021「ある用務員」製作委員会

映画レビュー

2.5感想

2023年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

前半は退屈で、後半のアクションシーンがよかった。
主人公より前野朋哉や一ノ瀬ワタル、女殺し屋の方が魅力的なキャラ。
ストーリーはつまらなくて、面白いセリフが少しあったりキャラが変わってたり、そこを楽しんで見た。

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ティム2

2.5やはりこの監督は人間を描くのが苦手。

2023年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

「ベイビーわるきゅーれ」で話題の坂元監督作品。「ベイビー」でも感じたけどやはりこの監督は人間を描くのが苦手のようだ。

闇組織の殺し屋として育てられた男が育ての親である組織のボスの娘を守るために刺客たち殺し屋集団と戦うというよくあるストーリー。

暴力団幹部の父を目の前で殺された晃は同じ組織の真島に育てられる。実の子同然に育てられたというが、実際は学校にも行かせてもらえず殺し屋として育てられ、汚い裏の仕事をさせられてきた。そんな育ての親に対してそもそも愛情なんかわくだろうか。
実の父親を殺したのが真島だと知った晃は葛藤するが、そもそも晃が真島を実の親同然に慕っているという描写は一切ない。晃と真島の間に実の親子のような絆が見えないので観客は晃がなぜ葛藤してるのか理解できない。まさかあのほっぺをひっぱる動作が二人の絆を表してるとでも言いたいのだろうか。
あるいは作り手は観客に対して晃が真島を実の親同然に慕っていると脳内補正して見てくださいとでもいうのだろうか。

そんな絆が感じられない人間の娘を命がけで守ろうとする晃の姿もこれまた理解できない。晃と唯は実の兄妹のように育ったという事情も当然ないし、やはり二人にも絆のようなものはない。この晃の行動原理は全く理解できない。これも脳内補正が必要となってくる。

娘の唯もなんだか父との関係で悩んでる風な雰囲気を出している。しかし、彼女が何を悩んでるのかはやはりその描写はない。父が闇の世界を牛耳ってることに対して悩んでると、これまた観客に脳内補正を要求してるのだろうか。観客にいろいろと要求してくる作品だ。

本作では主要登場人物たちに当然必要とされる心理描写は一切ない。まるで登場人物たちはただの記号でしかないのだ。闇組織で殺し屋として育てられた男、闇組織のボスを父に持つ娘等々、設定はそれでいいけど、本編で彼らが何に対してどう感じてるのか描写がないと観客はまったく感情移入出来ない。
主演俳優も娘役の女優もけして悪い役者さんではないのに作品の中で活かしきれてない。

あとキャスティング、野間口徹が暴力団幹部というのはさすがに無理がある。唯の幼馴染のヒロもスタントマンだろうがとても高校生に見えないし華がなさすぎる。本田のキャラは唯一良かった。親父に似なさすぎだけどね。こっちが引き取った子供でしょ。

割り切ってアクションだけ楽しもうと思ったけど、とりたててすごいアクションが展開するわけでもない。「ベイビー」の二人も相変らず寒いし、サイドグリップは日本人がやるとリアリティーないって言ったでしょ。

まあ、確かにスタントマンが役自体を演じてるからそれなりに動けてるけど、インドネシア映画の「ザ・レイド」なんかを見てからというもの、並大抵のアクションでは満足できなくなってしまっている。Vシネ観る感覚で楽しむにはいいかも。

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レント

2.0般若のキレキレ

2023年4月23日
iPhoneアプリから投稿

なんだかなー、テンション下がる。

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ボケ山田ひろし

3.0アマプラで鑑賞。 先日観た「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」から...

2023年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

アマプラで鑑賞。

先日観た「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」から同じ監督でたどり着いた映画。

ほぼロケ、メイン舞台は廃校と低予算の典型のような映画だが、それゆえアクションに特化しているので、鑑賞する側もそのつもりで割り切って観ることができる。

主役の福士誠治はこれが映画初主演だそうだが、主演としての演技そのものよりもこの作品の雰囲気に合っているかどうか大事だろ思う。
そういった意味では翳があり、幼い頃から殺し屋として育てられたという設定にはかなりハマっているといって良いと思う。

本作の肝である格闘シーンでは肉弾戦とガンアクション2つとも見応えがあり、特に肉弾戦ではヒロインの友達、湯布院、シホなど如何にもな格闘技経験者達がリアルファイトを堪能させてくれるのだが、逆にガンアクションにおいては動きは良いが至近距離でも全然当たらない嘘っぽさに苛立ったしまった。

女子高生殺し屋のリカとシホ役の高石あかりと伊澤彩織はこの後「ベイビーわるきゅーれ」で主演を務めるのだが、この2作は同じ年の上映なので阪元監督は相当これらのキャラクターを気に入り、そして手応えを感じていたのではなかろうか。

一方アクション以外では般若や前野朋哉が真逆のタイプのヤクザを演じそれぞれ強烈なインパクトを残したのだが、ヒロインの芋生悠はもうちょっとで、てっきり新人かと思いきやWikipediaを見るとこれまでに相当数の映画やテレビに出演している事を知り驚いてしまった。

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カツベン二郎
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