敵対するはずの諜報員と政治家に芽生えた絆――「偽りの隣人 ある諜報員の告白」予告編&場面カット公開
2021年7月2日 11:00

1985年の軍事政権下の韓国で民主化を求め自宅軟禁された政治家と、彼を監視する諜報員の正義を描いた「偽りの隣人 ある諜報員の告白」の予告編が公開された。あわせてお披露目された場面カットでは、軍部が盗聴する様子や、政治家が抗議する姿、敵対するはずの諜報員と政治家が交流を持ち始める姿などが切り取られている。
国家の弾圧が激しさを増すなか、次期大統領選出馬のため帰国した野党政治家イ・ウィシクは、空港に到着するなり国家安全政策部により逮捕され、自宅軟禁を余儀なくされた。諜報機関はウィシクを監視するため、愛国心が人一倍強いユ・デグォンを監視チームのリーダーに抜てき。デグォンは隣家に住みこみ、24 時間体制の監視任務に就くことになった。機密情報を入手するため、盗聴器を仕掛けたデグォンだったが、ウィシクの家族を愛し、国民の平和と平等を真に願う声を聞き続けるうちに、上層部に疑問を持ち始める。そんな日々のなかで、ウィシクとその家族に命の危険が迫っていた。
大ヒット作「7番房の奇跡」のイ・ファンギョン監督がメガホンをとった。「善惡の刃」「王の預言書」のチョン・ウがデグォンを演じる。また、「国際市場で逢いましょう」「殺人者の記憶法」のオ・ダルスがウィシク役を務めた。

このほど公開された予告編は、軍部がウィシクを自宅軟禁する場面から始まる。デグォンは軍部からの指令でウィシクの自宅の様子を隣家で監視するが、ひょんなきっかけからふたりは“お隣さん”としての交流を始める。初めはウィシクを敵視していたデグォンだったが、監視を続けるうちにウィシクが目指す人の優劣のない国家に共感を覚え、ふたりの絆は徐々に強まっていく。しかし、軍部からの圧力は増し続け、ついに決断を迫られたデグォンが「誰かが世界を変えないと」と泣き叫ぶさまが収められている。
「偽りの隣人 ある諜報員の告白」は、9月17日に東京・シネマート新宿ほか全国で公開。
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