国際市場で逢いましょう
劇場公開日 2015年5月16日
解説
韓国で歴代2位となる観客動員数1410万人を記録した大ヒット作。前作「TSUNAMI ツナミ」でも1132万人動員という記録を打ち立てたユン・ジェギュン監督が、釜山の国際市場を主舞台に、激動の時代を家族のために生きたひとりの男の生涯をつむいだ大河ドラマ。朝鮮戦争で父と末の妹と離れ離れになり、母と残された2人の妹とともに避難民として釜山で育ったドクス。父親代わりとして一家を支えるため西ドイツへ出稼ぎにいき、ベトナム戦争への出兵では生死の瀬戸際に立たされるなど過酷な人生を歩むが、それでも家族への愛情と笑顔を絶やさず、時代の荒波を生き抜いていく。主演は「ユア・マイ・サンシャイン」「新しき世界」のファン・ジョンミン。米人気ドラマ「LOST」で知られるキム・ユンジンが、ドクスの妻ヨンジャを演じるほか、「東方神起」ユンホの出演も話題。
2014年製作/127分/韓国
原題:国際市場
配給:CJ Entertainment Japan
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2022年3月16日
Androidアプリから投稿
初の満点をつけます。
韓国歴代2位の観客動員数だそうですがうなずけます。
ファン・ジョンミンの笑顔にやられました。
幼い頃に父と妹と生き別れた少年が、朝鮮戦争、ベトナム戦争も経ながら、必死に家族を守り抜く話。
安定のファンジョンミンなので、それだけでも観ていて気持ちいいが、家族ものの内容なので何度も心が温かくなるし、何度も泣けてしまった。
ある意味最初から、きっとラストの切ないだろう展開を予想できるところがあるので、展開予想泣きもしてしまうし、なによりファンジョンミンの懸命な姿勢が胸を打つ。
なんで今まで観てなかったのか謎で、タイトルで勝手に牽制してたのかもしれないと思うと、過去の自分が腹立たしい。本作をみれば、タイトルに、切なすぎる主人公の想いが入っていて、タイトル見ただけでも泣けてしまうような作品になる。
ラストシーンは割とさっぱりめだったが、作品通して満足度の高い作品だった。
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今私たちが幸せに暮らせているのは、親、祖父母、先祖達が命を守り、繋いでくれたから。
激動の時代を生き抜いた祖父母世代に改めて感謝したいと思える作品。
映像にもお金がかかっている。気合いの入った韓国映画。
2022年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
予備知識をなしに鑑賞したので市場が舞台のファミリーものと思っていたらいきなり戦争の話で予想が覆ってしまった。
ドクスとダルグの悪縁と友情はここから始まり途中、何度も二人の絆に泣かされる。
時代があちこち飛ぶのでややこしい感じもしたがそれを十分上回る熱いストーリーと役者陣の演技。
ベトナムやドイツのシーンも丁寧に作られていて完成まで時間とお金がどれくらいかかったのかと思う。
ラスト前はめちゃくちゃ泣かしてくれるし最後はほんわかにさせてくれる自分にとっては最高に良い映画でした。
ベトナム戦争で船から落ちた女の子を必死で助けたドクスの人間の大きさに自分にはまねできないと思うも、あの助けられた女の子はどんな人生を歩んだろうか?
幸せを祈るばかりだ。
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