王の預言書

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解説

韓国文学の原点を成す一冊と称される古典的名作「フンブ伝」をもとに、動乱の時代を駆け抜けた人々の闘いを壮大なスケールで映画化した歴史群像劇。王朝の実権をめぐる派閥争いで国政が乱れ、重税にあえぐ民衆が国への不満を募らせていた時代。官能小説家のフンブは、幼い頃に生き別れた兄の消息を知っているという男ヒョクに会いに行く。ヒョクは高貴な家の出身でありながら貧しい民のために尽力する立派な人物だが、彼の兄である王朝高官ハンニは権力を振りかざす野心家だった。兄弟でありながら対照的な2人に着想を得たフンブは、彼らを主人公にして、悪政の世を風刺する小説「フンブ伝」を書き上げる。この小説で瞬く間に民衆の心をつかんだフンブは、国の未来を左右する陰謀の渦に巻き込まれていく。主演は「ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆」のチョンウ。共演に、本作が遺作となったキム・ジュヒョク、「王の男」のチョン・ジニョン、「哭声 コクソン」のチョン・ウヒ。監督は「アトリエの春、昼下がりの裸婦」のチョ・グニョン。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」(19年7月13日~8月9日)上映作品。

2018年製作/105分/G/韓国
原題:Heung-boo: The Revolutionist
配給:ハーク

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映画レビュー

3.5ペンは剣より強し

しずるさん
2019年7月27日
Androidアプリから投稿

韓国版時代劇、ペンは剣より強し、の物語。

韓国映画やドラマを普段あまり見ないので、聞き慣れない名前の羅列と役者の判別に苦心したが、話の筋はそれほど複雑ではない。
李氏朝鮮時代、官吏が私腹を肥やし、民は貧困に喘いでいた。民衆の間では、王朝が倒れ真王が現れるという預言書が流行する。
戦禍で天涯孤独となった官能小説家フンプは、生き別れた兄の行方を知るというヒョクに出合う。ヒョクは孤児を引き取り、民に慕われる人徳の人、しかしその兄は、朝廷の覇権を狙う二勢力の片割れ、野心と欲にまみれた高官だった。
フンプが書いた預言書の外伝と、ヒョクと兄をモデルにした権力風刺の物語は、民衆に大流行、やがて王と朝廷をも巻き込む一大事へと発展していく。

義侠心に溢れた英傑、私欲の官史、臣下の言いなりな王。中国歴史物が好きなら定番のキャラクターと設定で、慣れた人なら物語には入り易いだろう。
陰謀もので、派手な戦闘シーンなどはないが、兄弟の情、師弟の情、国を憂い民を思う情などが盛り込まれ、時代劇の醍醐味は十二分に味わえる。
日本で言うと、藤沢修平とかの歴史小説みたいな感じ。
クライマックスの展開はもう少し練り込んで欲しかった。芝居の内容とか、いくらなんでも宮城の警備がザル過ぎないか…とか。
クレジット途中でのオチみたいなのも、私にはよく解らなかった。

少し情けなくていい加減なフンプが、クライマックスにキリリと権力に立ち向かう様、ヒョクの懐深く優しい様子、頼りなげに迷う若き王、悪徳官吏の悪げな雰囲気など、役者も上手く嵌まっている。
中国歴史物も時代劇も好きなので、個人的には楽しく見れて大満足。朝鮮の歴史物は今まで素通りだったので、機会があれば他のも読んだり見たりしてみたい。

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しずる

3.0映画の中では生きています。

Naakiさん
2019年7月17日
PCから投稿

単純

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Naaki
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