殺人者の記憶法
劇場公開日:2018年1月27日
解説
「監視者たち」「ソウォン 願い」「シルミド SILMIDO」など数々の作品で韓国を代表する名優ソル・ギョングが、アルツハイマーのために記憶があいまいな元連続殺人犯を演じ、「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」「パイレーツ」のキム・ナムギル扮する新たな連続殺人犯との対決を描いたミステリーサスペンス。かつて連続殺人を犯した獣医のビョンスは、いまはアルツハイマー病に侵され、記憶がおぼろげになっていく日々を送っていた。あやふやになる記憶への対処のため毎日の出来事を録音する習慣がついていたビョンスは、ある日、偶然出会った男テジュの目つきに、テジュが自分と同じ殺人犯であるという確信を抱く。やがてテジュはビョンスのひとり娘ウンヒのそばをうろつくようになり、ビョンスはひとりでテジュを捕らえようとするのだが……。
2017年製作/118分/G/韓国
原題:Memoir of a Murderer
配給:ファインフィルムズ
スタッフ・キャスト
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2022年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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2人の殺人者が初めて出会う所はいくらなんでもご都合主義だろう、と思ってしまったが後は大変スリリングで面白い映画。主人公がアルツハイマーなので現実と妄想と歪曲された記憶が混在していて何が何だかわからなくなるところもあるが、楽しめた。ラストはどう解釈すべきなのだろうか?
もはや何が真実か分からない。脳が混乱する作品。めちゃめちゃ面白い。
世紀の衝撃作「オアシス」のソル・ギョング ゆえ期待するも脚本凡庸。
レクターひとり勝ち30年の次の潮流作りを気負うも不発。
2020年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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主人公ビョンスは認知症を患う元殺人鬼。ある日偶然出会った青年テジュを自分と同じ殺人鬼であると確信する。テジュが娘ウンヒと付き合い始め、ビョンスはテジュを捕まえようとするが…
ビョンスは認知症によって、記憶が飛んであやふや、さらには幻覚?妄想?によって話がさらに訳わからんくなる。
あれどゆこと?と感じる部分が多々あった。
中盤の靴が左右逆で置いてあるシーンをわざわざ映した理由。
左目瞬きすると記憶が飛ぶと言う設定だが、ウンヒが監禁された家では両目瞬きで記憶飛んだ理由、なぜ娘についての記憶が戻ったか?
それと、最後のトンネル過ぎたとこで左目瞬きして記憶を信じるなと言っていたが、これまで観たことは真実ではない?主人公が出てないシーンはあれも妄想?
何がなんだかわからない混迷する作品だった。
ビョンマン所長がタバコの火をつけて、背後にいるテジュが映った瞬間が怖くて、ビョンマン所長のやられる直前の表情も良かった。