【今夜放送】「ピーターラビット」は可愛いだけじゃない! 注目ポイントを紹介
2021年6月25日 06:00

世界中で愛される大ベストセラー絵本を実写映画化した「ピーターラビット」が、本日6月25日に日本テレビ系「金曜ロードショー」(午後9時~10時54分)で放送される。リアルでモフモフなウサギたちの可愛い姿は見ているだけで、胸キュン間違いなし……でも、このウサギ、可愛いだけじゃない!? 注目ポイントを紹介していこう。
ビアトリクス・ポターによる絵本が1902年に出版され、累計発行部数2億5000万冊のベストセラーとなった、ブルーのジャケットがトレードマークのウサギ・ピーターラビット。原作の重要なスピリットである「いたずら好きで怖いもの知らず」というキャラクターはそのままに、映画版では舞台を現代のイギリスに移し、リアルでモフモフのピーターの冒険を描いている。
今回の放送は、続編「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」公開(6月25日)を記念したものとなっており、テレビでは初披露となった。なお、番組の後半では「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」の本編映像から、冒頭約7分間が特別に放送される。

両親を亡くしたピーターにとって自然と動物を愛する女性・ビア(ローズ・バーン)は、唯一の心のよりどころだ。ところがある日、彼らの隣に、大都会ロンドンからやってきた潔癖症で動物嫌いのトーマス・マグレガー(ドーナル・グリーソン)が引っ越してきた。その日からピーターの生活は一変。今までの幸せを守りたいピーターと、あの手この手で動物たちを追い払おうとするマグレガーとの争いはエスカレート。しかも、マグレガーとビアが急接近。惹かれあっていく2人に、ピーターの怒りは頂点に……。ピーターとマグレガー、ビアを巡る三角関係の行方に注目してほしい。

「ピーターとマグレガーが畑で戦う」というわずか2分のシーンは、撮影に5日を要したこだわりの部分。実はスティーブン・スピルバーグ監督作「プライベート・ライアン」が参考になっており(談:ウィル・グラック監督)、特殊効果の担当者は「果物や野菜が爆発するなかで繰り広げられるバトル」を作り上げるため、柔らかい果物と狙ったところに果物を撃てる特製の銃を制作したようだ。ちなみに、爆発シーンはCGではなくすべてが実写。実際に火薬を爆発させて撮影したという本格的な“戦闘シーン”となっている。

本作の舞台となるのは、2017年に世界遺産にも登録されたイギリスの湖水地方。原作者のビアトリクス・ポターが暮らしていた地としても知られている。この美しい風景のなかで、モフモフのウサギ達が完全にマッチ。まるでピーター達が本当にそこにいると思えるような、ファンタジーあふれる映像も必見だ。
ピーターの仲間たちも、彼に負けず劣らず“超個性的”。それぞれのユニークな設定を解説していこう。

ピーターたちの従兄弟。耳が垂れ下がっていて茶色のジャケットを着ている。友情に厚くお人好しで優しく誠実。常にピーターのそばにいて、時にやりすぎたピーターに警告を発したりする。

三姉妹の中で一番威張っていて一番洗練されている長女。黄色い上着を着ている。ピーターがいないと仕切り屋になる。
三姉妹の次女で物静かな性格。赤い上着を着ている。いつも不安で自信がない。
三姉妹の末っ子で、みんなが「えっ?」と思ってしまうほど個性的。水色の上着を着ている我が道をゆくタイプ。
自分の住む街を自慢しまくる自信過剰な性格。
上品ぶっていて几帳面で他者に批判的だが、楽しいことへの誘いは断らない豚。

いつもちょっとした人生のスパイスを求めている高齢のハリネズミ。
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