Netflixの実写ドラマ版「バイオハザード」、メインキャストが決定
2021年6月15日 18:00
Netflixが、実写ドラマ版「バイオハザード」のメインキャストを発表した。米バラエティが伝えている。
同作は、カプコンの人気テレビゲームを下敷きに、映画シリーズ全6作を手がけたコンスタンティン・フィルムが制作、Netflixが配信を手がける同シリーズ初の実写テレビドラマ。T‐ウィルスの誕生から30年後、バイオハザードの発生をきっかけに、巨大企業アンブレラ社がひた隠しにしてきた恐るべき秘密が暴かれるまでの過程が描かれるようだ。
今回発表されたメインキャストには、リブート版「チャーリーズ・エンジェル」でエンジェルのひとりに抜てきされ注目を集めた英女優エラ・バリンスカをはじめ、タマラ・スマート(「アルテミスと妖精の身代金」)、Netflixコメディ「ニックのいたずら」でブレイクした17歳の新星シエナ・アグドン、米人気ドラマ「サブリナ ダーク・アドベンチャー」のアガサ役で知られるアデライン・ルドルフ、パオラ・ヌニェス(「バッドボーイズ フォー・ライフ」)と、注目の若手女優が揃った。
また、「THE WIRE ザ・ワイヤー」(2002~08)、「FRINGE フリンジ」(08~13)などの人気ドラマや映画「ジョン・ウィック」シリーズで知られるベテラン俳優のランス・レディックが、アルバート・ウェスカー役で主演を務めることが明らかになった。
原作ゲームのアルバートは、ラクーンシティ警察署特殊部門S.T.A.R.S.(スターズ)総隊長にして、同隊アルファチームのリーダーという設定。ダークヒーローとして高い人気を誇る同キャラクターだが、映画シリーズでは、ミラ・ジョボビッチ演じる主人公アリスと敵対するアンブレラ社の上級幹部として登場する。
なお、レディック以外のキャストが演じる役柄については、現段階で明かされていない。
シリーズは1話60分、全8話で、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」で制作総指揮を務めたアンドリュー・ダブが、ショーランナーとして脚本家チームを率いるほか、コンスタンティン・フィルムのロバート・カルザーとオリバー・バーベンが制作総指揮を、同社CEOのマーティン・モスコウィッツがプロデューサーを務める。