菅田将暉主演「キャラクター」撮影現場を「SEKAI NO OWARI」メンバー訪問! 殺人鬼役のFukaseにSaori「鳥肌が立ちました」
2021年5月19日 12:00
菅田将暉が主演し、人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが共演した映画「キャラクター」の現場に、「SEKAI NO OWARI」メンバーが訪問していたことが明らかになった。あわせて、血だらけの菅田とFukaseをメンバーが囲むオフショットも披露された。
「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志氏が、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら――」というアイデアを基軸に、10年をかけて練り上げたダークエンタテインメント。菅田とFukaseに加え、小栗旬、中村獅童、高畑充希が共演し、永井聡監督(「帝一の國」「恋は雨上がりのように」)がメガホンをとった。
人の悪を描けず苦悩する、才能のない漫画家・山城(菅田)は、ある日スケッチに出かけた先で、4人家族の殺害現場に遭遇し、犯人の男を目撃。第一発見者となった山城は、警察の取り調べで「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。さらに犯人の姿をもとに殺人鬼のキャラクター“ダガー”を生み出し、サスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始め、作品は異例の大ヒットを記録。しかし、まるで「34」の内容を模したような、4人家族が狙われる事件が次々と発生。やがて山城の前に、かつて目撃した男・両角(Fukase)が現れる。
出演をオファーされた際、当初は断るつもりだったというFukase。しかし、プロデューサーの熱い思いが届き、「事前に演技の勉強をすること」を条件に出演を決意し、ワークショップに参加するなど約1年半の期間をかけて準備してきた。出演をためらっていたFukaseは、バンドメンバーのSaoriにも相談し、「(映画に出ることで)これからの音楽活動にもきっといい影響があるはずだから挑戦してみたら?」と背中を押してくれたと振り返っている。
そしてNakajin、Saori、DJ LOVEという「SEKAI NO OWARI」メンバーが撮影現場を訪問。Fukaseはすぐさま、広いセットのあちこちに目を配っていた3人のもとへ。血だらけの特殊メイクを施されたFukaseの姿に、Saoriは「凄いね!」と興奮気味の様子だった。挨拶にやってきた主演の菅田に、Saoriは「(Fukaseは)いつも撮影が終わったら、こんなシーンを撮った、と報告があるんです」と明かすと、Fukaseは「こんな家族みたいな感じの訪問になって……」と照れる。菅田はそんなメンバーたちの仲の良さを見て、「確かに家族感ありますね(笑)」とほほ笑んでいたという。さらに菅田に促され、山城のアトリエのセットに足を踏み入れた3人は、小道具や美術に感動し、漫画「34」などを手に興味津々で、菅田とFukaseの説明に耳を傾けていた。
「キャラクター」は、6月11日に全国公開。Saoriのコメントは、以下の通り。
ステージに立っている姿を見て、この人なら役者の挑戦も出来るのではないかと思いました。また、役者の世界で得た事をバンドにも生かしてくれるとも思ったので、私自身の楽しみもあり、「絶対やってみなよ!」と後押ししました。
殺人鬼の顔をしているFukaseを見ると、「あ、これからバンドが大変な状況になる顔だ」と本能的に思ってしまい、色んな意味で鳥肌が立ちました。
「貴方ならきっと出来る」とは言ったものの、本当に役者の世界に飛び込んでいくFukaseの姿を見て感動していました。バンドがどんなに忙しくなっても朝から芝居の練習をし、役への理解を深めようとしていた所は、やると決めたら中途半端にしはしない、根っからの真面目さが出ていると思います。「自分も頑張ろう!」と思いました。側で見ていて刺激的でした。
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