藤原竜也が天才小説家を演じる「鳩の撃退法」 坂井真紀、濱田岳、リリー・フランキーらキャスト11人発表
2021年5月16日 10:00
藤原竜也が天才小説家を演じ、直木賞作家・佐藤正午氏のベストセラー小説を映画化する「鳩の撃退法」に、坂井真紀、濱田岳、リリー・フランキー、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、ミッキー・カーチスが出演していることがわかった。
藤原がかつて直木賞を受賞した作家・津田伸一を演じ、小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語。土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司が共演する。ドラマ「赤めだか」でギャラクシー賞(2016年1月度月間賞)に輝いたタカハタ秀太監督がメガホンをとる。
津田は、あるバーで担当編集者・鳥飼なほみ(土屋)に、執筆途中の小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”をもとにした津田の新作に、鳥飼は心を躍らせるが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説のなかだけの話とは思えない。神隠しにあったとされる家族、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅――。鳥飼は小説の謎めいた要素を前に、本当にフィクションなのか検証を始めるが、やがて驚愕の真実と対峙することになる。
先日映画公式SNS(https://twitter.com/hatogeki_eiga)では、新たな登場人物の肩書だけが記されたカードを披露。そして今回、演じるキャスト陣が明らかになった。坂井が結末を見守るバーテンダー・加奈子、濱田が巻き込まれた慈善家・堀之内、リリーが鳩と接触した床屋・まえだを体現。さらに佐津川がバーのマスター・幸地秀吉(風間)とともに姿を消した妻・奈々美役、桜井が混乱を招くデリヘル嬢・加賀まりこ役、柿澤がカギを握る郵便局員・晴山次郎役を務める。
駿河、浜野、村上がそれぞれ、裏社会を仕切る倉田健次郎(豊川)の手下である冷徹無比な側近・多々良、ブチ切れ男・大河内、シャバに戻った狂犬・山下を演じているほか、岩松が情報通なデリヘルの社長・川島、カーチスが謎に包まれた古本屋の店主・房州老人に扮し、脇を固めている。
「鳩の撃退法」は、8月27日から全国公開。
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