【全米映画ランキング】J・ステイサム&ガイ・リッチー監督の新作が首位デビュー
2021年5月12日 14:00

5月に入った全米興行。2本の新作がランクインした先週末は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のジェイソン・ステイサム&ガイ・リッチー監督のコンビによる新作「Wrath of Man」が約810万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
同作はフランスのフィルムノワール「ブルー・レクイエム」(2003)をリメイクしたR指定アクションスリラー。現金輸送車の襲撃事件に巻き込まれて息子を殺害された父親が、復讐のために現金輸送会社の警備員となり真相を探るストーリー。批評家からは厳しい評価を受けることも多いガイ・リッチー監督作だが今回は好意的なレビューが多く、ステイサム主演作という興行面での強みも活かして好スタートとなった。共演にジョシュ・ハートネット、スコット・イーストウッド、ジェフリー・ドノバン、エディ・マーサン、ホルト・マッキャラニー。リッチーとステイサムは次回作のスパイスリラー「Five Eyes」でもコンビを組んでいる。
2位は前週2週目にして首位に立った日本の大ヒットアニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」。先週末は約300万ドルの興収で累計を4000万ドル目前としている。3位はジェームズ・ワン製作のアクション大作「モータルコンバット」。こちらの累計は「鬼滅の刃」に抜かれ、約3800万ドルとなっている。
6位は前週公開されたホラー「Separation」。離婚調停中の芸術家の父親と弁護士の母親を持つ8歳の娘ジェニーは空想することでストレスを紛らわせていたが、やがて空想の中に出てくる父の作品をモチーフにした怪物がジェニーらに襲いかかってくる。父親役に「ヴィクトリア女王 世紀の愛」「名もなき塀の中の王」のルパート・フレンド、母親役にメリル・ストリープの娘メイミー・ガマーのほかブライアン・コックスらが出演。監督は「デビル・インサイド」「ザ・ボーイ」シリーズのウィリアム・ブレント・ベル。
約90万ドルのOP興収で7位デビューとなったのはビリー・クリスタル監督・主演、ティファニー・ハディッシュ共演のコメディドラマ「Here Today」。ネットのオークションを通じてたまたま出会ったベテランのコメディ作家チャーリー(クリスタル)とニューヨークの路上で活動する歌手エマ(ハディッシュ)が世代間のギャップを乗り越えながら友情を育んでいく姿が描かれる。TVシリーズ「ゴシップガール」「YOU 君がすべて」のペン・バッジリーに「ヤング≒アダルト」のルイーザ・クラウゼのほか、ケビン・クライン、シャロン・ストーン、バリー・レビンソン監督らが本人役で出演。クリスタルは「彼と彼女の第2章」(1995)以来となる監督・主演作だったが、厳しめのレビューが多く集まる苦いオープニングとなった。
今週末はクリス・ロック&サミュエル・L・ジャクソン共演のミステリー「Spiral」、アンジェリーナ・ジョリー主演のアクションドラマ「Those Who Wish Me Dead」などが公開となる。
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