「ラブ・セカンド・サイト」で生まれたリアルラブ! 注目カップルをとらえたメイキング写真入手
2021年5月1日 09:00

「あしたは最高のはじまり」のユーゴ・ジェラン監督と、「エール!」の製作陣がタッグを組んだ「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のメイキング写真を、映画.comが独占入手した。主演のフランソワ・シビルとヒロイン役のジョセフィーヌ・ジャピは、本作での共演がきっかけでプライベートでの交際に発展。撮影前には“疑似カップル”として、プラハ旅行を決行したという驚きのエピソードも判明した。
若くして結婚したジェラン監督が、自身の結婚生活を見直すことで生まれたオリジナルラブストーリー。フランスの映画情報サイト「ALLOCINE」の2010年代のロマンティックコメディ映画ランキングで、名作「アバウト・タイム 愛おしい時間について」をおさえ第1位を獲得している。

本作で描かれるのは、高校時代に一目惚れをして結婚したラファエル(シビル)とオリヴィア(ジャピ)の物語。結婚から10年が経ち、ラファエルはSF作家として大成功するも、小さなピアノ教室を開いているオリヴィアとの結婚生活は、次第にすれ違うように。互いの気持ちが限界に達したある日、2人は大喧嘩。翌朝、ラファエルは、自身はしがない中学校教師、オリヴィアが人気ピアニストとして活躍する“もうひとつの世界”で目を覚ます。

シビルは、「私の知らないわたしの素顔」で大女優ジュリエット・ビノシュと共演し、名作文学「三銃士」の新映画版の主演にも抜てきされた注目株。一方、ジャピは「呼吸 友情と破壊」(メラニー・ロラン監督)でリュミエール賞有望若手女優賞、セザール賞有望若手女優賞など、著名な映画賞にノミネート。新作「Les Fantasmes(原題)」ではモニカ・ベルッチと共演。2人は、今最注目のビッグカップルの一組なのだ。
メイキング写真では、シビルが満面の笑みでカメラを向け、それを止めようとするジャピの様子から、2人の仲の良さが伝わってくる。また、草原で振り向くジャピの優しい眼差しから、撮影をしているジェラン監督にも心を開いていることがうかがえる。

こうした関係性のキーとなったのが、ジェラン監督が撮影前に企画した3人でのプラハ旅行だ。「仕事からも住まいからも離れて、ただ一緒に過ごす。これが重要だったんだ。ある種賭けではあったんだけどね」と語るジェラン監督。その際、シビルとジャピに“疑似カップル”として過ごしてみることを提案したという。2人は快諾し、その際に回していた映像は、冒頭の付き合いたてのラファエルとオリヴィアのシーンとして採用されている。
シビルは、当時を振り返り「限られたスケジュールの中で、お互いを知る必要があった。ユーゴ(・ジェラン監督)は元々撮影では、やりたいことのイメージはしっかりしているけど、指示し過ぎるなんてことはないんだ。旅行を含め、準備がしっかりしていたからこそ、多くの言葉を交わさずとも彼がどう撮りたいのか察することが出来たよ」とコメントを寄せている。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」は、5月7日から全国順次公開。
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