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岡田将生、芳根京子に“近未来”のプロポーズ 「Arc アーク」予告映像

2021年4月29日 08:00

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6月25日から公開
6月25日から公開
(C)2021映画「Arc」製作委員会

愚行録」「蜜蜂と遠雷」を手掛けた石川慶監督の最新作「Arc アーク」の予告映像が披露された。芳根京子が主演を務め、人類史上初めて永遠の命を得た女性を演じている。

原作は21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの短編小説「円弧(アーク)」(ハヤカワ文庫刊)。今泉力哉監督作「愛がなんだ」の澤井香織と石川監督が共同で脚本を執筆し、新たなオリジナルストーリーを融合させた。

舞台は、そう遠くない未来。人類は必ず訪れる“死”への抵抗を試みていた。自由を求めて生きていたリナ(芳根)は、遺体を美しい姿のまま永久に保存する技術「プラスティネーション」の第一人者であり、彼女の人生の師となるエマ(寺島しのぶ)と出会う。

リナが「プラスティネーション」に触れ、次第に才能を発揮していく一方、エマの弟である天音(岡田将生)は、不老不死の技術を完成させる。やがて、天音と恋に落ちたリナは、永遠の若さと命を得る決心をするが、この技術は「持つ者」と「持たざる者」に世界を二分してしまうことを意味していた。

天音による「死が2人を分かつまで。この一節は、いずれ誓いの言葉から消えるだろう」という“近未来”のプロポーズシーンも収められているほか、挟み込まれるモノクロの映像では、風吹ジュン小林薫といった名優たちが本作の鍵を握る老夫婦として登場している。

あわせて披露された本ポスタービジュアルでは、「私は世界に触れる」というキャッチコピーと共に、リナの決意に満ちた表情が色彩豊かに表現されている。

Arc アーク」は、6月25日から全国公開。

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