大切な思い出を映画セットで再現 「ベル・エポックでもう一度」ノスタルジックなポスター公開
2021年4月16日 14:00

「隠された記憶」のダニエル・オートゥイユが主演するフランス映画「ベル・エポックでもう一度」のポスタービジュアルが披露された。大切な思い出を映画のセットで再現するサービスを巡る人間模様を描く。
職を失い、妻にも見放された元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。ある日、映画撮影セットに過去を再現する“タイムトラベルサービス”をプレゼントされたヴィクトルは、「1974年5月16日のリヨン」の再現をリクエストする。完璧に蘇ったその場所で運命の女性と再会したヴィクトルは、輝かしき日々の再体験に夢中になり、延長のために妻に内緒で全財産を注ぎ込んでしまう。
監督・脚本・音楽は、「タイピスト!」などに俳優として出演し、本作が監督2作目となるニコラ・ブドス。ヴィクトルをオートゥイユが演じ、妻のマリアンヌを「8人の女たち」のファニー・アルダンが演じている。
(C)2019-LES FILMS DU KIOSQUE-PATHE FILMS-ORANGE STUDIO-FRANCE 2 CINEMA-HUGAR PROD-FILS-UMEDIAポスタービジュアルは、ヴィクトルが今はなきカフェである女性との出会いを再体験するシーンを切りとっている。レトロなカフェで楽しげに会話する70年代ファッションに身を包んだ男女とクラシックカー、そして映画撮影の照明が放つ温かみのある光がノスタルジーを感じさせ、「今日を輝かせる、オーダーメイドの時間旅行」というコピーが添えられている。
あわせて場面写真が披露され、過去を完璧に再現するために指示出しをするタイムトラベルサービスを営む者たちの姿、セットにより再現された70年代の街並みをヴィクトルと女性が楽しげに歩くシーンなどを切りとっている。
「ベル・エポックでもう一度」は、6月に東京・シネスイッチ銀座ほか公開。
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