第73回米監督組合賞は「ノマドランド」クロエ・ジャオ 女性監督受賞は史上2人目
2021年4月13日 14:00

第73回米監督組合(DGA)賞の授賞式が4月10日(現地時間)、バーチャル形式で開催され、長編映画部門に「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督が輝いた。女性監督の受賞は2008年のキャスリン・ビグロー(「ハート・ロッカー」)以来で、DGA史上2人目となる。
長編映画部門には、ジャオのほかに、「プロミシング・ヤング・ウーマン」で長編初メガホンをとったエメラルド・フェネル監督、「ミナリ」のリー・アイザック・チョン監督、「Mank マンク」のデビッド・フィンチャー監督、「シカゴ7裁判」のアーロン・ソーキン監督がノミネートされていた。ジャオ監督は、「ノマドランド」で放送映画批評家協会賞の監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞、英国アカデミー賞監督賞を受賞しており、これで米アカデミー賞監督賞に王手をかけた。

初長編映画部門は、聴覚を失うドラマー青年の葛藤を描いた「サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ」のダリウス・マーダー監督が受賞。ドキュメンタリー部門は、伊ピエモンテの森で高級な白トリュフを探し求める男たちを描いた「The Truffle Hunters(原題)」のミシェル・ドウェック&グレゴリー・カーショウが受賞した。
また、テレビ部門では、ドラマシリーズ部門に「HOMELAND ホームランド」のレスリー・リンカ・グラッター、コメディシリーズ部門に「The Flight Attendant(原題)」のスザンナ・フォーゲル、テレビ映画/ミニシリーズ部門に「クイーンズ・ギャンビット」のスコット・フランクが選ばれた。
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