日本映画史に残る悪役誕生の予感!「孤狼の血 LEVEL2」“悪魔の男”鈴木亮平をとらえた場面写真
2021年4月10日 18:00

白石和彌監督作「孤狼の血」の続編「孤狼の血 LEVEL2」の新場面写真が、このほどお披露目された。写し出されているのは、鈴木亮平が演じた“悪魔の男”五十子会上林組の組長・上林成浩。静止画からも伝わる迫力が、日本映画史に残る悪役の誕生を予感させる。
警察と暴力組織に関わる様々な人間模様から「正義とは何か?」を問い、第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子氏の同名小説を、役所広司、松坂桃李、江口洋介らの共演で実写映画化した「孤狼の血」。続編となる本作では、原作シリーズで描かれていない完全オリジナルストーリーが展開。前作から3年が経過し、広島の架空都市・呉原の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡(松坂)の“その後”を描く。


今回披露されたのは、前作にも登場した吉田滋(音尾琢真)、新聞記者・高坂隆文(中村獅童)とともに映る姿や、広島仁正会・綿船陽三会長を指差す光景。まるで子どものような楽しそうな笑みからは、不気味さすら感じることができる。

さらに、目を見開いて、日岡のスパイでもある五十子会上林組・組員の近田幸太(通称:チンタ)を“品定め”するような場面も。垣間見えた“悪魔”の片鱗――上林は、呉原でどのように暴れまわるのか。物語に期待が高まるカットとなっている。
「孤狼の血 LEVEL2」は、8月20日に全国公開。
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