木下ほうか、“超濃厚接触映画”での裸体に自信「美しいでしょ?」
2021年4月5日 19:00

江戸川乱歩の短編小説を現代にアレンジした「裸の天使 赤い部屋」の初日舞台挨拶が4月2日、都内で行われ、主演の木下ほうかをはじめ、中山来未、仁科貴、窪田将治監督が登壇した。
不動産会社を経営する松永(木下)には、週に一度だけ社長という社会的地位も肩書も忘れて過ごす秘密の隠れ家があった。ある夜、松永は、その隠れ家で文子(中山)という少女に出会い、深い関係に落ちていく。
新型コロナウイルスの感染が拡大する直前に撮影を終えたそうで、木下は「当分、こんな“超濃厚接触映画”は撮れないと思う」とニヤリ。続いて、「普段は9割が嫌味な悪い役ですから、めったにこういう役は来ないので喜んでやらしてもらいました」と語り、自身の裸体について「ひとつ自慢できるのは、乳首がピンクでしょ? 美しいでしょ?」と笑いを誘う。
木下の相手役を務めた中山は、木下からの「あんな役、ようやったな」という労いの言葉を受けて、「最初は脱ぐシーンが多すぎて、そこばっかり考えてたんですけど、台本をいただいて、世界観や登場人物たちが欲望のままに生きる姿を読んで、この世界観に自分も入ってみたいと思えた」と振り返る。

木下は、過去の現場での経験から当初は中山が最後まで演じ切ることができるか懐疑的に見ていたと明かし、「疑ってすんませんでした(笑)」と謝罪。お詫びとばかりに「現状、中山来未はフリーランスなので、どなたか知り合いで芸能プロダクション関係の方、よかったら引き取ってください」と“仲介役”を買って出るも、自身については「事務所なんてどうでもいいと思ってる。芸能界は怖いからちょっとしたことですぐ干される。いま、YouTubeをやってるんですが、これはいつ干されてもいいように試運転してるんです」と飄々とした口調で語っていた。
「裸の天使 赤い部屋」は新宿シネマートにて2週間限定公開中。なお、4月16日からあ「赤い部屋」シリーズ3部作の3作目となる「聖なる蝶 赤い部屋」が公開される。
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