聖なる蝶 赤い部屋
劇場公開日 2021年4月16日
解説
江戸川乱歩の短編小説を原案に、舞台を現代に置き換えて描くエロティックサスペンス「赤い部屋」シリーズ第3弾。小説「悪魔人形」をベースに、栗林藍希演じる少女と波岡一喜演じる元高校教師の純愛劇が展開する。好きな女子生徒への盗撮が発覚し、教師の職を失った元高校教師の杉浦。すべてを失い、生きる希望もなくなった杉浦の前に女子高生ルミが現れる。ルミに導かれるように2人は結ばれ、彼女は杉浦のマンションに住み込むようになる。愛欲に溺れる中で、杉浦のルミへの執着はエスカレートし、次第に彼女を束縛していく。ルミを10代の姿のまま永遠に美しい姿で残したい杉浦の暗い欲望と、ルミの杉浦への思いが交差し、事態は思いがけない方向へと進んでいく。監督は「赤い部屋」シリーズ前2作をはじめ、「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」など、江戸川乱歩原作作品を数多く手がける窪田将治。
2020年製作/75分/日本
配給:キングレコード
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2021年5月7日
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鑑賞方法:映画館
江戸川乱歩の短編小説をベースにした「赤い部屋」シリーズの第3弾。今作の原案は乱歩の「悪魔人形」。
女子高生を盗撮して教師をクビになった男と彼に優しくされて慕うようになった少女のお話。
少女は一年前に卒業していたが女子高生だと偽った。男は彼女のことを覚えていなかった。
嗜好の違いというか、同じクソでもこの男には馴染めなかったなぁ。10代の女の子しか愛せないなんてねぇ。少女の盲目の愛もちょっと。自業自得の悲劇に感情が入らなかった。
救いは少女を演じた栗林藍希さん、チョイ役とはいえ川上奈々美さん、そして昭和感あふれるレトロなチラシかな。
三部作らしいが、1部は観てない^^:
2部と比較するとおどろおどろしい感じが少なく感じたので-0,2。
ロリコンに自覚ある教師より運送屋の兄ちゃんが怖い。ストーカーじゃん。僕の部屋へ来ればイイよって…こわい、コワイ、怖い。運送屋に焦点を当てたほうが面白かったかも。
2021年4月18日
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恐ろしいメンバーです。
運送屋が怖いですね。
ルミは、幸せだったんでしょうね。
2021年4月17日
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赤い部屋と呼ばれる仮面をつけた男女が非日常的な体験団を語る会の第三弾。
教え子を盗撮したことで免職となった十代にしか奮い立たない元高校教師と、彼を慕う少女の話。
当初は声を掛けてきた少女を諭していたが、一度自身を解放すると、ハマってしまう主人公と、ただひたすらに彼を慕う少女…。
自分の前から姿を消されないか不安でしかたなかったり、今を留めておきたいと思ったりという様が全開だけど、ロープは現代劇ではちょっとムリが。
山場からの展開もありがちながら嫌いじゃなかったけれど、そこからのラストのリアクションは盲目を過ぎてちょっとね。もっと狂っていて良かったんじゃないかな。
ルミ視点の部分は良かったんだけれどね。
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