ばるぼら

劇場公開日:

解説

手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画「ばるぼら」を、稲垣吾郎と二階堂ふみの主演で初映像化した実写作品。手塚治虫の実子である手塚眞監督とウォン・カーウァイ作品で知られる撮影監督クリストファー・ドイルがタッグを組み、愛と狂気の寓話を美しい映像で描き出す。異常性欲に悩まされている耽美派の人気小説家・美倉洋介は、新宿駅の片隅で、酔っ払ったホームレスのような少女ばるぼらと出会い、自宅に連れて帰る。大酒飲みで自堕落なばるぼらだが、美倉は彼女に奇妙な魅力を感じ追い出すことができない。彼女を近くに置いておくと不思議と美倉の手は動き出し、新たな小説を創造する意欲が沸き起こるのだ。あたかも芸術家を守るミューズのような存在のばるぼらだったが……。

2019年製作/100分/R15+/日本・ドイツ・イギリス合作
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2020年11月20日

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(C)2019「ばるぼら」製作委員会

映画レビュー

4.5デカダニズムの美しい映画です

2023年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作連載当時にリアルタイム購読した世代です😅
映画通先輩諸兄は酷評されてますが、私は面白かったです。映画は原作ストーリーと違いますが、映画の方が緊張感保ったままラストを迎えるので、これで良かったと思います。邦画には珍しい徹底したデカダニズムは外国合作のせいかでしょうか。
ばるぼらの普段の反吐が出るほどの心身の汚ならしさと、惜しげもなく綺麗な裸体を曝した幾度の過激sexシーンは凄い! 然しNHK朝ドラヒロインを射止めた二階堂ふみちゃんの将来に大丈夫か?と余計な心配をしてしまいました。

千葉県キネマ旬報映画館鑑賞

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ふーおじ

2.0実は観に行こう

2022年12月17日
iPhoneアプリから投稿

と思っていた。が行けなかった。
それが正解だった。と思った作品。
どーしてなのか、と言うと
稲垣吾郎の表情のない演技に二階堂ふみの濡れ場しか
見どころのない、だらしない内容だったからなのだが。

退廃感とだらしなさが区別つかない演出には
ある意味感動🥺

センスの有無を曝け出しているよねw

と言うわけで星2つ

これでも手塚治虫先生故の得点。

アッチョンブリケ

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tomokuni0714

2.5原作が凄かったのだ

Kさん
2022年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 1件)
K

4.0とても美しい絵画のような映画でした

2022年8月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

ばるぼらの二階堂ふみさん、美倉洋介の稲垣吾郎さんはもともとのイメージが知的で美しい方なので、エロティックなシーンがあっても品があり、映画ばるぼらにぴったりでした。

手塚治虫の裏側の顔のような性と作家ゆえの苦悩を描いた難解で奇妙な愛の物語を、息子の手塚眞監督が妖しくも美しい芸術作品に描いてます。重厚なジャズと(のんではいませんが)酒に酔いながら、謎めいたばるぼらの世界を楽しみました。

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