ばるぼら

劇場公開日

ばるぼら

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解説

手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画「ばるぼら」を、稲垣吾郎と二階堂ふみの主演で初映像化した実写作品。手塚治虫の実子である手塚眞監督とウォン・カーウァイ作品で知られる撮影監督クリストファー・ドイルがタッグを組み、愛と狂気の寓話を美しい映像で描き出す。異常性欲に悩まされている耽美派の人気小説家・美倉洋介は、新宿駅の片隅で、酔っ払ったホームレスのような少女ばるぼらと出会い、自宅に連れて帰る。大酒飲みで自堕落なばるぼらだが、美倉は彼女に奇妙な魅力を感じ追い出すことができない。彼女を近くに置いておくと不思議と美倉の手は動き出し、新たな小説を創造する意欲が沸き起こるのだ。あたかも芸術家を守るミューズのような存在のばるぼらだったが……。

2019年製作/100分/R15+/日本・ドイツ・イギリス合作
配給:イオンエンターテイメント

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(C)2019「ばるぼら」製作委員会

映画レビュー

4.0綺麗なお裸体でした(〃´-`〃)

rinrinさん
2020年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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共感した! (共感した人 4 件)
rinrin

3.0手塚治虫作品の強さは時代を超える

ニコさん
2020年12月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 時間の制約で原作のエピソードをかいつまんだ内容になってはいたが、実写で時代を現代に移して(監督の弁では時代を曖昧にしたとのこと)作られたものにしては違和感が少ないと思う。物語に古さがなく、アヴァンギャルドな空気が似合う風情すらあって、手塚治虫作品のテーマの普遍性を実感した。
 個人的に違和感を覚えた部分もあった。原作では、主人公の美倉は異常性欲に日夜さいなまれており、そのことを世間に隠したまま克服すべくひそかな努力を続けている、という前提が最初に語られる。その上でマネキンや犬の描写があるので美倉の見る幻影に唐突な感じはない。ばるぼらほどでないにせよ、美倉もまた異端者の一面を持った者という印象があった。映画ではこの点について明確な説明がなかったので、原作未読だと美倉というキャラクターのイメージが少し違ってくるのかなという気がした。
 また、ばるぼらと過ごした日々がある形で結実する原作のラストとは結末が違うものになっており、代わりに原作にない少々強烈なシーンが入っていて、作品のメッセージ性は弱まっている気がした。これはどういう意図でそのように変えたのか正直よく分からなかった。

 稲垣吾郎は外面を気取って内面に狂気を秘めた作家の役がよく似合っている。傍目には品があっておっとりした雰囲気の彼が美倉として動くところに色気があった。
 渡辺えりの怪演はインパクト大。ムネーモシュネーの実写に違和感がないというのはすごい。しかしあの頭髪の色と質感、あれでいいんだろうか。笑いをこらえるのに苦労した。
 主要キャスト3人以外の演技がところどころ微妙な感じだったのが残念。
 原作ではもっと様々なエピソードがあるし違う結末が楽しめるので、未読の方にはお勧め。

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ニコ

3.5欲ほど怖いものなし

2020年12月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

難しい

TIFF2019で上映された時から気になっていた作品。
今か今かと待っていて、ようやく一般公開。期待値高めですね

独特な映画でした。好みです
「芸術」という言葉が良く似合う映画
癖になりそうだ。

売れっ子小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)はとある夜、ばるぼら(二階堂ふみ)という酒好きの女に出会う。美倉は彼女に出会ってから人生が狂ってしまう

もういうまでもないが、二階堂ふみが凄まじい。
役幅という概念がないのでは無いかと思うほど、出演作で人が違うよう。個人的にはここ最近の中でも一番、今作が適役だった気がする。彼女以外考えられない。
今作で初めて稲垣吾郎の演技を見たが、彼もかなり適役だったのでは無いかな。「新世界」も見てみることにします。
後、渡辺えりが漫画っぽくて笑っちゃいました笑

音楽、映像共に非常にいい。
驚くほど引き込まれるし、虜になる。
先生が買ってきた音楽で、劇中にも所々で流れる曲が超好み。
ばるぼらが住んでいる?ガラクタだらけの場所がなぜだか落ち着く。

R15だったので、キツすぎないだろうかと懸念があったが、思っていたより激しくなく最後まで見ることが出来た。
ただただそういったシーンが続いている訳ではなく、伝えたい表題も割としっかりしていたので良き作品になっていた。

ただ、面白い作品ではあるのだが、内容を完璧に理解することは不可能に近い。
あえて描かずに難解にしたかったのかもしれないが、結局掴みきれずに終わってしまった。特にラストは間延びもして、しかもよく分からずで腑に落ちなかった。設定があやふや過ぎたのかな。

先生への共感はほぼ0。浮気を肯定している?
間違いなく精神異常者で、何をしたかったのか不明。
これもまた狙いなのかも。気に食わなかったけど

どんな人にもばるぼらが心に住んでいる。
人生を投げ出したい、欲を満たしたい、自由に生きたい。
しかし、現実はそう甘くない。いつしか、それは夢だ、現実を見ろと叩き起される。
それでも人はばるぼらに憧れ、翻弄される。

不思議と満足感の得られる作品でした。
二階堂ふみ、やっぱ最高!!

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サプライズ

4.5ドイルは芸術のミューズをこんな風に撮る

momoさん
2020年12月4日
Androidアプリから投稿

漫画界で先頭を突っ走っていた手塚治虫もどんどん周りの漫画家が売れてきて悩んでいた時があったのかもしれない。
火の鳥とかブッダとか芸術性の高い作品が生まれた背景には苦悩の時期もあったのではないかと思いを馳せた。
手塚眞監督は、天才の息子でありながら天才肌だと思う。普通は天才の息子は天才じゃないんだけどなあ。

デパートのマネキン女は、大衆におもねる作品だから好きだという。なんも考えなくていいしなんも残らないと。大衆には血の通わない冷たいマネキンだ。飽きたらそっぽを向く冷たい存在なのだ。

代議士の娘は文学界での地位と名誉と金を与えてくれる。代わりに犬になった女にぺろべろ舐め回される事に耐えられるのか…

二人三脚で頑張ってきた編集者の女は雑文でも書いて安定をとか、ビーフストロガノフでも食べてと体の健康や家庭的な愛情を押し付けてくる。

手塚治虫は大衆におもねることもしたくないし、地位や金や名誉もいらないし、家庭を営む安定のための雑多な仕事もしたくなかったのかもしれない。
それらを全てぶっ壊しに来てくれる圧倒的な存在がばるぼらだ。

一見汚いアル中のフーテン娘ように見えて、彼女だけが芸術に向かわせてくれる。
作家が芸術の女神に魅せられ追い求める姿は手塚治虫の願望なのではないか。

よくホラー映画に出てくる藁人形も怖いけど、この作品に出てくる麻薬人形も怖い。手塚治虫の願望通りに全てを破滅に追い込む。
夢か現かわからない映像は、人の心の迷いを映し出してゆく。

稲垣吾郎、二階堂ふみという素晴らしいキャストを、クリストファー・ドイルの撮影でいやらしさを感じさせないで美しく撮りきった。
ばるぼらがさす透明オレンジのビニール傘に雨が降るシーンが素敵だ。二階堂ふみが着ると肩の破れた浮浪者のトレンチコートがまるでヴィヴィアン・ウエストウッドのデザインで計算ずくで肩に穴を開けたコートにさえ見える。
空や木々や光が美しい。歪んだ風景も、新宿の薄汚さも、エロティックなシーンも全てスタイリッシュに見せてくれる。さすがはクリストファー・ドイル!
ウォン・カーワイ監督作品のカメラワークで観る香港の風景も好きだが、日本の風景をドイルはこんな風に撮影するのかと鑑賞中、ずっと嬉しかった。

原作はコミック1巻なので、大きく端折ることも無く内容的にはかなり忠実だった。
時代背景は現代の新宿になっていてスマホもでてくるけれど、世界観は確立できているので気にならない。
特に渡辺えり子のばるぼらのお母さんは完コピでコミックから出てきたみたいですごい!

人は水なしでは生きていけない。
お茶でもいいし、ばるぼらのようにウイスキーラッパ飲みでもいいけどみんな、何らか飲み続けて生きている。
ではどうやって飲むのか。
毎日お金の力でペットボトルのお茶やコーラや缶ビールや色々なものを買って飲んではポイと捨てる人もいるし、愛着を持って毎日お茶を沸かし、使い続ける水筒の飲み口に愛着を持ってしまう人もいる。

相手はいくらだっている。
と財力もあり女も取っかえ引っ変えの作家は思っているが、
いくらでもいるってことは誰もいないってこと。
とばるぼらに言い放たれる。
やがてばるぼらは作家にとって、唯一無二の大切な水筒になっていったんだなと思う。
もうばるぼらしか要らないんだ。

ばるぼら自身はお茶さえいれられない。お湯を沸騰させたまま消えてしまい自分はウイスキーを煽っている。
そんな芸術の女神はたくさんの男たちから愛されている。
自分だけのものにしようとすると待っている結末は一つだ。

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momo
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