メビウスの悪女 赤い部屋
劇場公開日 2020年8月21日
解説
江戸川乱歩の原作「双生児」を現代風にアレンジしたエロティックホラー。双子の姉の婚約者に恋するあまり、姉を殺して自分が姉になりすます妹の愛欲を描いた。元グラビアアイドルの清水楓が1人2人役で双子の姉妹を演じ分け、初のヌードや濡れ場にも挑戦。姉に嫉妬し、義理の兄を誘惑していく魔性の女を熱演している。監督は「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」といった江戸川乱歩原作の映画を手がけてきた窪田将治。「夏のホラー秘宝まつり2020」上映作品。
2020年製作/66分/日本
配給:ブラウニー
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2021年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
何ていうか、昭和感の漂う映画。
突っ込みどころあるが、脱ぎっぷりよくて全て帳消しだね。
ちょっと突っ込むと、そもそも部屋狭すぎ。
2、3人は働いてるんだからそれはないでしょう。
あと、実家に戻った後に朝からそこでするのはいかんでしょう。
それと、母親は許してあげなよ。
正論をいうと、双子は似てるとはいっても近しい人にはさすがに違いはわかるでしょう。
ただ、本人たちには逆に、自分たちがどれだけ違うかわからないのかもねとか思った。
2020年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
双子の姉に嫉妬するあまり、人生を乗っ取ろうと企てる妹の話。そして謎の仮面の会合。
双子の入れ替わりというありがちな設定の中、着地点に捻りがあって良かった。
順風満帆の姉を妬ましく思う気持ちはかなり共感できるし、物語がどう動くのかが気になって興味深く観られる。
華やかな人生を送る姉に特に非は無く、母親の無意識な比較から植え付けられた劣等感が全ての始まりかなと思う。
悪意のある比較は罪。最後酷い目に遭っていて少し嬉しかった。
ずっと平等に二人を見ていたユウキの選択には納得。キモいけど。というかみんなキモいけど。
本筋は面白いが、描き方は単調で安っぽい。
仮面の会合のちゃっちさとぎこちなさに毎回引いてしまうし、録音も雑でなんだか気になる。
ロマンポルノ並みに濡れ場が挟まれ、ただひたすら濡れ場に救われている印象だった。エロの力はすごいです。
姉妹共に実家なのに声を全然抑えようとしないことに一番ハラハラした。
聞こえないように頑張るのが醍醐味なんじゃないの?いや知らんけど…。
バストトップもヨガリ声も全てをさらけ出した主演の清水楓の迫真の濡れ場シーンの連続が凄い。
最初のほうから惜しげもなく晒した清水楓のバストトップ、妹役のコンプレックス描写からバスタブの中での身悶えながらの自慰シーンに圧倒された。
2020年8月24日
Androidアプリから投稿
母子家庭で育った双子の娘の姉が結婚し、その姉への嫉妬と旦那への恋慕から、姉を殺して入れ替わりを画策する妹の話。
赤い部屋と呼ばれる仮面をつけた男女が非日常的な体験談を語る会で話していく体でみせて行く。
妹には左目の下に涙黒子があり、姉にはないが、それを除くと母親さえも見間違えるほどそっくりな姉妹。
姉が結婚し、実家を出ることが決まると、自身は留学すると言い出して、姉との入れ替わる計画を実行に移していくストーリー。
ただでさえ尺が短いのに、主人公の妄想に始まり性的描写がたっぷり。
まあ、それも含めて超単純で、ストーリーそのものに捻りはなく、入れ替わる為の仕込みと実行をストレートにみせて行く。
ホラーと言えばホラーなんだろうけど、基本的に主人公視点で話しが進むから、犯罪を犯していく軽い狂気をみせる作品という感じ。
一応スリリングさもあるし、最後の展開も一捻りあり、黒いほくそ笑みが見えるようで面白かった。
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