「100日間生きたワニ」映像初公開 山田裕貴&ファーストサマーウイカ&清水くるみも参戦
2021年3月20日 20:30

社会現象を巻き起こした4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」をアニメ映画化する「100日間生きたワニ」の特報(https://youtu.be/K7Cn4fI6PZI)とポスタービジュアルがお披露目された。また新たに山田裕貴、ファーストサマーウイカ、清水くるみが声優として参加していることもわかった。
2019年12月12日から20年3月20日まで、原作者・きくちゆうき氏のTwitterに100日間毎日投稿された「100日後に死ぬワニ」。最終話は「いいね」の数が214万という国内Twitterの歴代最多数を記録し、エンゲージメントは2億を突破した。
アニメ映画版「100日間生きたワニ」は、100日間のワニの何気ない日常、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちの“その後”を描く。原作にこめられたメッセージに強く共感し映画化を熱望した上田慎一郎(「カメラを止めるな!」)とふくだみゆき(「こんぷれっくす×コンプレックス」)夫妻が、監督と脚本を担う。新型コロナウイルスの流行に直面し、大幅な脚本の書き直しを行い、「今見てほしい」物語を作り上げた。神木隆之介が主人公・ワニの声を務めるほか、ワニの親友・ネズミ役の中村倫也、モグラ役の木村昴、ワニが恋するセンパイ役の新木優子らが参加している。

そして「100日後に死ぬワニ」最終話から1周年となる本日3月20日、特報とポスター、声優陣が発表された。特報は、原作の最終話で描かれた花見のシーンで幕を開ける。「いきものがかり」の書き下ろし主題歌「TSUZUKU」にのせ、ワニの過ごした100日とその後の様子が映し出されていく。神木、中村、木村が息吹を注いだキャラクターたちの声にも注目だ。またポスターには、ワニが仲間たちと過ごした日々をおさめた写真が切り取られ、何気なくも愛おしい瞬間の数々がちりばめられているデザインとなった。
新たに声優キャストとして発表された山田は、映画オリジナルの新キャラクター・カエル役。ワニが生きた100日間のその後を描いた新たなストーリーで、ネズミやモグラたちと交流を重ねる重要な役どころだ。ファーストサマーウイカはモグラの恋人イヌ役、清水はセンパイが働くカフェでアルバイトをしているバイトちゃん役を務める。
「100日間生きたワニ」は、5月28日に全国公開。山田、ファーストサマーウイカ、清水、「いきものがかり」の水野良樹、音楽を担当した亀田誠治のコメントは以下の通り。

話題になっていたので、実際に原作を読んでみたら日々の大切さに気づかされ、日頃の過ごし方も変わるような力を持った作品だと思いました。映画オリジナルのカエルは僕自身、台本を読んだ時に異物感があって、皆さんも最初の印象は「なんだこいつ」って感じると思いますが、この物語にとって“新しい風”です。残された悲しみ、出会いと別れ、そうしたものを背負った人への追い風になれたらと思います。また、どれだけ明るくて、笑顔で元気にいる人でも抱えているものがあって、色々な人がそこにいるという事をカエルから感じて貰えたらいいなと思います。

リアルタイムに毎日楽しみに読ませて頂いていたので、まさか動くワニ君達とその世界に入れるなんて夢にも思いませんでした! なかでも、物語をさらに鮮やかにしてくれたイヌさんはとても好きなキャラクターでした。モグラさんとの掛け合いも楽しみです。イヌさんの明るくキュートな雰囲気を出せるように頑張りたいと思います!

朝の番組で特集しているのを毎日楽しみに見ていた100ワニに、まさか自分が携わらせていただけるなんて、そして、初めて声のお仕事をこの作品でさせていただけるなんて、とても光栄です! 個人的に近年、行間を読ませる作品に出会えていないな、と感じていたのですが、この作品はみる人によって色々な感情を想像させてくれる素敵な作品だなと思います。このようなご時世ですが、だからこそ大切なものに気付かせてくれる、そんな作品になっていると思います。世代を問わず、たくさんの方に見ていただきたいです!
ワニくんがいなくなってから、嵐のように時が過ぎていった1年で、自分の感情や暮らしを雑に扱わないこと。怒りや不安に心を酔わせないこと。今日から明日をなんとか続けていくこと。それがどれだけ大変で、どれだけ尊いのか。ずっと考えています。“つづく“という言葉に込めたのは意志です。今、生きているひとたちはいつも“残される側“です。別れの悲しみを知りながら、それでも明日を迎えなければいけません。自分の今を、自分の物語を、必死に生きようとしている誰かに、この歌が届いて欲しいです。
このお話をいただいたとき、音楽も色もまだついていない、まるで紙芝居のような映像を見せてもらっただけで涙があふれました。ワニくんの日常は、僕たちが向き合っている日常そのものでした。この映画は生きることの素晴らしさに光をあててくれるやさしい物語です。 この尊い日常にそっと音楽で寄り添えれば幸いです。
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