バラ育種家とド素人3人組がコンクールに挑む カトリーヌ・フロ主演「ローズメイカー」予告
2021年3月17日 12:00

フランスの名女優カトリーヌ・フロが主演する「ローズメイカー 奇跡のバラ」のポスタービジュアルと予告編が披露された。バラがすべてのバラ育種家と、世間から見放された素人3人組が、世界最高峰のバラ・コンクールに挑むさまを描く。
フランス郊外で、父に遺された小さなバラ園をひとりで経営する頑固者のエヴ。かつては優秀なバラ育種家として名を馳せていたが、今や愛するバラ園は倒産寸前だった。人を雇う余裕もなく、職業訓練所から派遣された3人の素人たちがスタッフとして加わることに。しかし、バラのことを全く知らない彼らは手助けどころか、一晩で200株のバラをダメにしてしまう。ある日エヴは、世界初となる新種のバラの交配を思いつき、全てをかけて、バガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むことを決意する。
「大統領の料理人」「偉大なるマルグリット」で知られるフロがエヴを演じ、本作が長編映画2作目となる新鋭ピエール・ピノーがメガホンをとった。
予告編は、エヴがバラ園の危機に頭を抱えるシーンから始まり、職業訓練所から派遣された3人と、世界にひとつだけのバラを創ろうと奮闘する姿を収めている。ポスタービジュアルには「咲いたのは人生でした。」というコピーが添えられ、堂々と笑みを浮かべるエヴに対して、不安げな3人の姿が印象的なデザインとなっている。
「ローズメイカー 奇跡のバラ」は、5月28日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
(C)2020 LA FINE FLEUR - ESTRELLA PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINEMA - AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA
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