劇場公開日 2021年5月28日

ローズメイカー 奇跡のバラ : 特集

2021年5月24日更新

破産寸前のバラ育種家と前科者を含む素人たちが、人生
一発逆転を懸けて“新種開発”に挑む―― あり得ない
挑戦の行方は? 感動必至の逆転サクセス・ストーリー

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新種のバラの開発により、目指せ! 奇跡の人生一発逆転。5月28日から公開される「ローズメイカー 奇跡のバラ」は、笑って泣ける爽快な逆転サクセス・ストーリーである。

「繊細なマリアージュ(=結婚)」――。主人公のエヴは新種のバラの開発のための交配をそんな言葉で表現するが、まさに映画で描かれる出会いもまた繊細かつ複雑なマリアージュ!

優秀だが頑固な育種家であり、経営するバラ園は倒産寸前のエヴと彼女の下で働くことになった、元犯罪者を含むド素人の3人組。全く異なる道のりを歩んできた彼らの人生が交錯し、やがて最高の仲間となっていくさまは見る者の胸を熱くさせてくれる。

こうした感動のドラマに加えて、劇場で上質な映画体験を味わえるという意味でも、本作は映画好きの人たちにぜひオススメしたい1本である。こちらの特集では物語や見どころ、制作陣のこだわりのポイントとともに、「こんな映画が好きな人に見てほしい」という作品リストを紹介します。


【予告編】咲いたのは、人生でした。

【物語】人生崖っぷちのバラ育種家×ワケあり素人3人
あり得ない出会いが一発逆転の“奇跡のバラ”を生む!?

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〇愛すべき“はみ出し者”たちの感動サクセス・ストーリー!

父から引き継いだバラ園を経営し、かつては優秀なバラ育種家としてフランス全土に名をはせていたエヴだが、いまや愛するバラ園は倒産寸前。今年も新種の白バラを携え、世界最高峰のバガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むものの惨敗に終わる。

そんな彼女の前に現れたのは、経費削減のために職業訓練所を介して雇われたド素人の3人の男女だった。前科者のフレッドに、定職に就くことしか頭にないサミール、そして自信のなさゆえに声が小さく、コミュニケーションもままならないナデージュ。バラのことなど何も知らない3人は、助けになるどころか足を引っ張る失敗ばかり…。

八方ふさがりのエヴだったが、ある日、フレッドが腕に入れているタトゥーをヒントに2つの品種を掛け合わせたバラの交配を思いつき、その新種のバラで翌年のバガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むことを決意する。

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社会から半ば見放され、バラに対して興味も情熱もなく、当初は失敗ばかりの3人だったが、少しずつバラ園での仕事にやりがいと自分の居場所を見出していく。

一方、バラへの愛と職人気質ゆえに他人を寄せつけずにひとりでバラと向き合ってきたエヴもまた、彼らと接することで少しずつ心を開きはじめ、共に困難を乗り越えていく中で、いつしか彼らの間には強固な絆が芽生える。

やがて季節は巡り、彼らの夢を乗せた運命のバラの開花の時期を迎えるが…。

孤独や疎外感を抱えて生きる社会のはみ出し者たちが、協力し合って難局に立ち向かい、大切なものを見つけ出していく――そんな心温まる逆転サクセス・ストーリーは、いままさに困難に直面した世界に生き、人と繋がることもままならない私たちの心に明かりを灯してくれる!

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〇エヴの前に立ちはだかる難問、逆境……起死回生の奇跡のバラは花開くか?逆境1:新種の交配のカギとなるバラは、厳重なセキュリティが敷かれたライバル社のバラ園の中に…忍び込んで盗むしかない!?

新種開発の交配に必要となる“ライオン”という種類のバラがあるのは、大量生産で知られ、エヴのバラ園の買収を目論んでいるライバルの大企業・ラマルゼルのバラ園のみ。手に入れるには、こっそり忍びこむしかない! 盗みの“プロ”であるフレッドの手引きにより、幾重もの厳重なセキュリティが敷かれたライバル社に忍び込むエヴたちだったが…。美しいバラを巡るドラマが突然、スパイ映画に!? 巨大企業に立ち向かう弱小バラ園の面々に勝算はあるのか?

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逆境2:1週間で300鉢(ビニールハウス一個分)を売らないと、即破産!?

1年をかけて新種のバラを開発するエヴたちだが、バラ園の経営は火の車で1年などと悠長なことは言ってはいられない緊急事態。差し当たって、1週間で300鉢(=ビニールハウス1個分!)ものバラを売ることができなければ、3人組の給料が出せないどころか、バラ園そのものが即破産。しかし、どこでどうやってそんな大量のバラを売ればいいのか…タイムリミットが迫る!!


【見どころ】美しく広がるフランスの風景に心洗われる
プロ中のプロが監修した“バラのこだわり“にも注目!

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〇どこにも行けない“いま”だからこそ、劇場で自然豊かなフランスの田園へショートトリップ!

エヴのバラ園があるのはフランスの郊外。映画では緑がまぶしい美しくのどかな田園風景が描き出される。さらにパリの郊外ブローニュの森にある、バラが咲きほこるバガテル公園、そこで年に1度開催される世界有数の新品種国際バラ・コンクールの様子など、美しい風景が満載! いま、海外はおろか、国内旅行さえもままならない状況だからこそ、劇場でゆったりとフランスの田園への小旅行気分を味わってほしい!

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〇世界で最も人気の高い花バラ フランスが誇るスペシャリストたちが本気で監修!

「バラと呼んでいる花を 別の名前にしてみても美しい香りはそのまま」(「ロミオとジュリエット」)

「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のためにひまつぶししたからだよ」(「星の王子さま」)

多くの文学や名言に登場するバラだが、それもそのはず、バラは世界で最も人気が高い花なのだ。

本作で、もうひとつの主人公とも言える重要な存在感を放っているバラの花を美しく輝かせるべく、フランスが誇るバラのスペシャリストたちが集結! 1930年創業のローズブランド・ドリュ社が主演のカトリーヌ・フロにバラの交配の過程などを詳細にレクチャーしたほか、劇中に登場するコンクールでの金賞受賞歴もある老舗、園芸のスペシャリスト、バガテル公園の関係者らがバラの交配やコンクールのシーンの監修を行なっている。美しく奥深いバラの世界を堪能すべし!


【鑑賞の手引】「はじまりへの旅」「フル・モンティ」等
はみだし者の成長、逆転劇に胸を熱くした人にオススメ

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最後に、この映画が好きな人なら絶対に「ローズメイカー 奇跡のバラ」を楽しめるはず! という作品ガイドをご紹介。ズバリ注目ポイントは「どん底からの逆転劇」と「はみ出し者の成長」!


「フル・モンティ」

失業中の男たちがストリップでひと儲けを目指すイギリス発のヒューマン・コメディの名作。逆境に立たされた個性的な男たちの一発逆転のドラマに胸を熱くした人ならば、本作のはみ出し者たちを応援したくなること間違いなし。


「幸せのちから」

事業失敗によりホームレス→超一流証券マンというアメリカンドリームを成し遂げた実在の男性の半生を描いた人間ドラマ。明日をも見えない生活から幸せをつかもうと奮闘する男の姿は本作で描かれる崖っぷちからの逆転劇と重なるところ多々あり。

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「はじまりへの旅」

風変わりな父の下で森で育てられた個性的な子どもたちが、母の葬儀に出席するために2400キロ離れたニューメキシコを目指して旅をする物語。世間から隔絶した生活を送っていた子どもたちが初めて見る外の世界に戸惑いつつ、成長していくさまは、本作のはみ出し者たちの姿とリンクする。


「世界にひとつのプレイブック」

妻の浮気が原因で心身のバランスを崩した男と事故で夫を亡くした女。心の傷を抱える2人が協力し合いつつ、成長していくさまに笑って涙したひとは、生きづらさを抱えながらも大切なもの、自分の居場所を見つけ出していく本作のエヴ&3人組の成長にも感動を覚えるはず。


「リトル・ミス・サンシャイン」

崩壊寸前の一家が末娘のミスコンテスト出場のために旅をする中で絆を紡ぎなおしていくさまを描くロードムービー。世間の“常識”からは少し外れているかもしれない一家の再生ドラマは、本作の愛すべきはみ出し者たちが成長していく姿と強くリンクしている。

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