ハーモニー・コリン×マシュー・マコノヒー「ビーチ・バム」予告 浅田彰氏「真の自由人の姿を描く美しい映画」
2021年3月4日 18:00
「スプリング・ブレイカーズ」以来7年ぶりとなるハーモニー・コリンの最新作で、オスカー俳優マシュー・マコノヒーが、破天荒な放蕩詩人を演じる「ビーチ・バム まじめに不真面目」の予告編が完成、新たな場面写真とともに公開された。
映画はかつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛され自由気ままな放蕩生活を送っていた詩人が、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、ホームレスになるという窮地に陥る物語。オスカー俳優マシュー・マコノヒーが、破天荒な主人公・ムーンドッグを演じる。
予告編では、フロリダ州キーウエスト島で開催されている地元のフェスで、本人役で登場している伝説的カントリー・ミュージシャン、ジミー・バフェットらに続いて登壇したムーンドッグが、客席を沸かせる場面からはじまる。とある事件をきっかけに警察につかまり、裁判所で更生を強要されるが、ムーンドッグは何が起こっても、現状を楽しむ事を恐れない。そのほか、スヌープ・ドッグ、ジョナ・ヒル、ザック・エフロン、マーティン・ローレンスら個性豊かな面々も確認できる。
一足早く本作を鑑賞した批評家の浅田彰氏は、マコノヒー演じる放蕩詩人・ムーンドッグの一見不道徳かつ不謹慎で、周囲から嘲笑されるその生きざまを、絶妙なバランスが取れた快楽主義者/真の自由人として賛美し、「パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ」とコメントを寄せている。
4月30日からキノシネマみなとみらい・立川・天神で公開。
自己規制(自粛)と相互監視を逃れ、しかも「自由という名の野蛮」を振りかざして「死に至る悦楽」へと暴走することがない。軽やかに快楽の波に乗りながら、他者とともにあくまでも明るく生き続ける。
これはそんな真の自由人の姿を描く美しい映画――パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ。
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