「スパイダーマン3」の正式タイトルが明らかに トムホら出演の動画で発表
2021年2月27日 10:30
トム・ホランド主演の「スパイダーマン3(仮題)」の正式タイトルが公式発表された。第1弾「スパイダーマン ホームカミング」、第2弾「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」といずれもタイトルに「ホーム」がついていることから、第3弾のタイトルはさまざまな憶測を呼んでいた。
発表前日、主要キャスト3人がそれぞれのSNSで「スパイダーマン3(仮題)」の正式タイトルを発表。だが、「スパイダーマン フォン・ホーム」(ホランド)、「スパイダーマン ホームレッカー」(ジェイコブ・バタロン)、「スパイダーマン ホーム・スライス」(ゼンデイヤ)と、それぞれがまったく異なるタイトルを発表していたため、どれが正解なのか、あるいは3つともダミーなのか話題となっていた。
そしてこのほど、米ソニー・ピクチャーズはキャスト3人が登場する動画を公式SNSアカウントで発表。映像内では、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のホランドが正式タイトルを確認するためにジョン・ワッツ監督を尋ねるものの、口が軽く、ネタばれの前科があることを理由にオフィスから追い出されてしまう。だが、傷心したホランドと付き添いのジェイコブ・バタロン、ゼンデイヤが通り過ぎるホワイトボードには、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(原題)」と書かれており、これが正式タイトルであると明かされる粋な仕掛けとなっている。
なお、「ノー・ウェイ・ホーム」とは、「帰り道がない」「家に戻れない」という意味。果たしてどんな内容になるのか期待が高まる。
ホランドは、「アベンジャーズ エンドゲーム」のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟と再タッグを組んだ新作映画「チェリー」が間もなくApple TV+で世界配信される。同作の取材の席で「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(原題)」について聞かれ、「単独のスーパーヒーロー映画でこんなものは見たことがない」と絶賛。「ぼくとしては、このような作品でスパイダーマン役を演じられる幸運を噛みしめている。みんなと同じように、完成を楽しみにしているよ」とコメントしていた。
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(原題)」は、前2作同様、クリス・マッケーナとエリック・ソマーズが脚本を執筆、ワッツ監督がメガホンをとる。2021年12月17日全米公開。
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