第71回ベルリン映画祭コンペ作品発表 濱口竜介「偶然と想像」が入選 ダニエル・ブリュール監督作、セリーヌ・シアマ、ホン・サンスらも
2021年2月12日 10:35

第71回ベルリン国際映画祭が、コンペティション部門のノミネート作品を2月11日(現地時間)発表した。日本からは濱口竜介監督の「偶然と想像」が選ばれた。
同映画祭でワールドプレミアとなる「偶然と想像」は、偶然と想像をテーマにした「魔法(よりもっと不確か)」「扉は開けたままで」「もう一度」の短編3話からなる、濱口監督初のオムニバス。脚本もすべて濱口監督が手掛けた。「ハッピーアワー」等のプロデューサー高田聡とともに企画を立ち上げ、2019年夏から約1年半をかけて製作。日本での公開時期は現在未定。
そのほかの入選は、俳優として国際的に活躍するダニエル・ブリュールの初監督作、「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ、韓国のホン・サンス、レバノンを代表する夫婦の映画監督で現代美術の分野でも活躍するジョアナ・ハッジトマス&ハリール・ジョレイジュなど。また、マリア・スペス、マリア・シュラーダーと、ドイツの女性監督作が2作選ばれている。
なお、今年の同映画祭は新型コロナウイルスの影響で、3月1~5日、6月9~20日の2つの日程に分けてオンライン開催される。
「Drift Away」(英題)フランス/グザビエ・ボーボワ
「Bad Luck Banging or Loony Porn」(英題)ルーマニア/ラドゥ・ジュード
「Ballad of a White Cow」(英題)イラン/Behtash Sanaeeha
「Fabian Going to the Dogs(英題)」ドイツ/ドミニク・グラフ
「Forest I See You Everywhere」(英題)ハンガリー/バネデク・フリーゴフ
「Mr Bachmann and His Class」(英題)ドイツ/マリア・スペス
「I'm Your Man」(英題)ドイツ/マリア・シュラーダー
「Introduction」(英題)韓国/ホン・サンス
「Memory Box」レバノン/ジョアナ・ハッジトマス&ハリール・ジョレイジュ
「Natural Light」(英題)ハンガリー/デーネシュ・ナギー
「Next Door」(英題)ドイツ/ダニエル・ブリュール
「Petite Maman」(原題)フランス/セリーヌ・シアマ
「A Cop Movie」(英題)メキシコ/アロンソ・ルイス・パラシオス
「What Do We See When We Look at the Sky?」(英題)ジョージア/Alexandre Koberidze
「偶然と想像」日本/濱口竜介
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
知らないとめっっっっっっっちゃ損!
【“500円”で観られる!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー