運命の人は2人いた――「寝ても覚めても」9月1日公開!ティザービジュアル完成
2018年4月5日 06:00
[映画.com ニュース] 芥川賞作家・柴崎友香氏の恋愛小説を東出昌大主演で映画化する「寝ても覚めても」の公開日が、9月1日に決定した。あわせて、ヒロインを演じる唐田えりかが、眠っている東出の顔を愛おしそうに見つめる姿を切り取ったティザービジュアルがお披露目された。
映画は、ミステリアスな自由人の麦(バク)と、優しくて誠実なサラリーマン・亮平という、同じ顔をした2人の男と、その間で揺れ動く女性・朝子の8年間を描いた物語。カフェで働く朝子は、コーヒーの届け先で亮平と出会う。真っ直ぐに思いを伝えてくれる亮平に戸惑いながらもひかれ、仲を深めていく。しかし朝子は、亮平と、かつて運命的な恋に落ちた恋人・麦の顔がそっくりであることを言えずにいた。
東出が、正反対のタイプの麦と亮平を1人2役で演じ、唐田が“本当の思い”を模索する朝子に扮した。「ハッピーアワー」の濱口竜介監督がメガホンをとり、商業映画デビューを果たす。
ティザービジュアルでは、「愛してしまう。『あなた』を――」「違う名前。違うぬくもり。でも同じ顔。運命の人は二人いた」とキャッチコピーが添えられ、一筋縄ではいかない3人の恋愛模様を予感させる仕上がりとなっている。
「寝ても覚めても」は、9月1日から東京・テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。
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