深川麻衣、「移籍」を「入籍」と言い間違えて報道陣ザワザワ
2021年1月30日 07:00

女優の深川麻衣が主演した熊澤尚人監督作「おもいで写眞」が1月29日、全国115館で封切られた。深川は、共演した高良健吾、香里奈、熊澤監督とともに、池袋シネマ・ロサでの舞台挨拶に立った。
芸能事務所テンカラットの設立25周年を記念して製作された今作は、熊澤監督が9年前にシナリオを描いたオリジナル作。東京で夢に破れた主人公の結子が、故郷・富山で亡き祖母が遺した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始めるという設定だ。当初は「縁起でもない」と嫌がる老人たちだが、思い出の場所で写真を撮る企画「おもいで写眞」に変えたことで、たちまち人気を呼ぶ。結子は老人たちと触れ合うなかで、次第に人生の意味を見出していく。

深川は、2019年夏の撮影を振り返り「出させてもらえること自体、嬉しいのに、まさか主演という大役を任せて頂いて、正直自分でいいのかと思ったしプレッシャーがなかったといったら嘘になります」と胸中を吐露。さらに、「入籍して……じゃなくて、お芝居の仕事がしたくて移籍して5年目で、事務所の25周年記念という大きな作品に出演させていただけて嬉しかった。頼もしい事務所の先輩がた(高良、香里奈、井浦新)、ベテランの先輩がた(古谷一行、吉行和子)の中でお芝居が出来ることはとても贅沢な時間でした」と微笑んだ。“入籍”と言い間違えた際には、報道陣をザワつかせたが、「入籍はしていないです!」と頬を赤らめていた。

これに対し、熊澤監督は「入籍ってありましたが、深川さん的には家族の一員になった気分なんじゃないかな。現場でも家族っぽい感じがして、雰囲気がすごく良かったんですよ」と絶妙なフォロー。高良も追随し、「事務所の皆さんが富山でも本当によくしてくれて、『みんなでご飯に行くときは領収書切っていいからね』って言ってくれて。食費がかからなかったよね」と明かし、笑いを誘っていた。

撮影現場で、絶妙な距離感で深川を見守った香里奈は、「25周年という節目の作品への参加は、自分にも意味のあること。テンカラットに入って18年目くらいになるんですが、こういう作品に携われたことで、これからもテンカラットで頑張っていこうと思える」と意欲を新たにしていた。高良も、「自分が所属する事務所が映画を作るって、嬉しいじゃないですか。しかも、オリジナル脚本という“攻め”の姿勢が素敵だし、事務所の先輩、後輩とみんなで映画の中に入っていけるって幸せなこと」と同調し、仲の良さをにじませた。
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