米FOX、「エンパイア 成功の代償」スピンオフドラマ獲得を放棄
2021年1月2日 21:00

米FOXが、人気シリーズ「Empire エンパイア 成功の代償」のスピンオフドラマ獲得を放棄したことがわかった。米Deadlineが報じている。
「Empire エンパイア 成功の代償」は、2015年から米FOXで放送されたシリーズで、テレンス・ハワード演じる大手レコード会社「エンパイア」を一代で築き上げたCEOとその家族を題材にした愛憎劇。「プレシャス」や「大統領の執事の涙」の監督として知られるリー・ダニエルズが、脚本家のダニー・ストロングと共同で企画・制作総指揮を手がけた。20年4月にシーズン6をもって完結しているが、ストロングは主人公の元妻で音楽プロデューサーのクッキー・ライオン(タラジ・P・ヘンソン)を主人公にしたスピンオフドラマを企画し、準備を進めていた。
しかしこのほど、米FOXは同企画の獲得を放棄した。大ヒットシリーズのスピンオフのため制作費が高くつくことに加えて、同作を制作する20世紀テレビジョンがディズニー傘下となっているため、融通を利かせることができないという。ストロングをはじめとする同スピンオフの制作陣は、ディズニー傘下の米ABCやHuluに売り込みをかけるという。
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