A24×プランBのタッグでサンダンス受賞! スティーブン・ユァン「ミナリ」21年3月公開
2020年12月24日 18:00

「ムーンライト」「レディ・バード」などで知られる気鋭の映画スタジオA24と、ブラッド・ピットの映画製作会社プランBがタッグを組んだ「Minari(原題)」が、「ミナリ」の邦題で、2021年3月19日から公開されることが決定した。
本作は、1980年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描いた作品。第36回サンダンス映画祭では観客賞とグランプリの2冠に輝き、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では100%という驚異の記録(12月23日時点)を叩き出している。
「<普通の小さな家族>が巻き起こした<特別で巨大な熱狂>!」「『パラサイト 半地下の家族』に続きアカデミー賞で波乱を起こす作品」と絶賛評が相次ぎ、評論家も「小津安二郎監督作品のような繊細な人間模様を描いている」と語る。ハリウッド・リポーター誌、バラエティ誌ほか有力誌もこぞって“アカデミー賞有力作品”として名を挙げている。
80年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、アメリカ・アーカンソー州の高原に、家族とともに引っ越してきた。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、いつまでも“心は少年”の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アン、心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。だが、水が干上がり、作物は売れず……。追い詰められた一家は、思いもしない事態に直面する。
「ミナリ」とは、韓国の芹(セリ)のこと。水辺に育ち、独特の香りと歯ごたえに特徴があるが、2度目の収穫のほうが美味とされている。成長した子ども世代の幸せを願う親の気持ちをこめたダブルミーニングのタイトルとなっている。。
ジェイコブ役には「バーニング 劇場版」「ウォーキング・デッド」シリーズのスティーブン・ユァン。監督は、映画メディア「IndieWire」で「今年最高の監督10人」に、デビッド・フィンチャー、スパイク・リーとともに選ばれたリー・アイザック・チョン。「君の名は。」(新海誠監督)のハリウッド実写版の監督に抜てきされた注目の新鋭だ。
「ミナリ」は、21年3月19日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ